いるよねー、とうなずきたくなる「まったくもう」な人々

のこ
のこ

ぬこの周りに困った人はいる?

ぬこ
ぬこ

いやあ、いないなあ。

むしろ俺が「困ったヤツ」だったりして( ゚∀゚)アハハ

のこ
のこ

突然出て行ってしまった母、不愉快なことを

発言しては周囲を凍らせる同級生など、

ちょっと面倒な人々を描いた物語よ。

ぬこ
ぬこ

えつ( ̄□ ̄;)!!

これ冗談で言ったんだから

否定してよ!!

『二人の彼』 群 ようこ (著) 角川文庫

あらすじ

女子校の同窓会、会社を突然やめてしまった夫、三十五歳になった今でも弁当を作って持たせてくれる母、前妻と別れ、自分と結婚してくれた夫の真実。ちょっと面倒な、でもやっぱり大切に思う身近な人たちを描いた短編集。

高校時代に不愉快な事を言っては、場の空気を凍らせる同級生、突然離婚宣言をして家を出て行ってしまった母、離婚歴のある夫と結婚した後判明したのは1回ではない相手の離婚歴…。などなど、実際に身近にいたらかなり困る、でもどこかには居そうな人々と、それに振り回されながらも抗いきれない人々の姿を描きます。

まとめ

ちょっとずれているし、迷惑の種でもあるけれど大切な存在であることに気づかされる「困った人々」。「まったくもう」と呟きながらもまた面倒を見ることになるのです。

<こんな人におすすめ>

困った人をめぐる物語を読みたい
日々の出来事に対して起こる感情を綴る物語に興味がある
群 ようこのファン

ぬこ
ぬこ

俺 困ったヤツじゃないから!!

ないよね!?ないと言って(;゚Д゚)!!

のこ
のこ

困ったところもあるけれど

それでもやはり大切な人たち

なのよね。

ぬこ
ぬこ

( ̄□( ̄□( ̄□ ̄;)!!ガーンガーンガーン………

本やイラストレビューが気に入っていただけたらポチッとお願いします。

にほんブログ村 本ブログ 書評・レビューへ

にほんブログ村

書評・レビューランキング

コメント