奇妙でどことなくユーモラス。独特の世界観。

のこ
のこ

理科実験室にある、ホルマリン漬けされた

動物が話しかけてきたらどうする?

ぬこ
ぬこ

ナニソレ、学校の怪談?

夜トイレいけなくなるからやめて(;゚д゚)

のこ
のこ

ホルマリン漬けされた子猿が

小学生の女の子に「お話して」

とせがむの。

ぬこ
ぬこ

いや〜〜〜〜〜〜

夢に出てきそうだ〜〜( TДT)

『おはなしして子ちゃん』 藤野可織 (著)  講談社文庫

あらすじ

クラスでいじめていた女の子を、ホルマリン漬けの瓶が並ぶ理科準備室へ閉じ込めた。今度は自分が同じように理科準備室に閉じ込められ、ある標本から話をせがまれた。表題の「おはなしして子ちゃん」のほか、奇妙でちょっぴりブラックで、どことなくユーモラスな10編の短編集。

ホルマリン漬けの標本におはなしをせがまれる物語。関わると周囲の人間が次々と不幸になっていく友人の話。意志を持った宇宙船の話。奇抜な発想で、いじめがあったり、人が死んだりとブラックな部分を含むのですが、どことなくユーモラスでもあり、暗さを感じさせません。

まとめ

独特の世界観で一言では説明できない作品が並ぶ短編集。それでいて、きっちりと読ませてくれる文章です。

<こんな人におすすめ>

奇妙でブラックでユーモアのある話に興味がある
読んだこともないような話を読みたい
藤野 可織のファン

ぬこ
ぬこ

と、思いきやそうでもなかった。

ファンタジー的でもある…。

のこ
のこ

世の中をちょっと違った

角度で見てみると、奇妙だけれど

面白さを含んだりしているように

感じるのかもしれないわね。

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