のこ
こちらは死神や貧乏神など
様々な神様の、人間たちとの
関わりを描いた短編集よ。
ぬこ
神様?神様って人間のそばに
いるものなのか?
のこ
いろんな形で人間のすぐ近くに
いるようよ。
ぬこ
神様にはいろんな役割が
あるよな。人間に対してどんな
働きをするのかな。
『すべての神様の十月』 小路 幸也 (著) PHP文芸文庫
あらすじ
バーで知り合った男は、何と死神だった。幸せを感じたことがない、という死神に、帆奈はあることを思いつく。貧乏神に道祖神。様々な神様が人間のそばにあらわれるその理由と目的とは。神々と人間たちのささやかな関わりを描いた連作短編集。
ある日の夜、酔った帆奈は隣に座った男に頭から酒をかけてしまいます。その男は死神で、帆奈は死神を召還してしまったのでした。幸せを感じたことがない、という死神に対し、帆奈は自分の産んだ子と同じ名前を死神につける、ということを決めたのでした。
まとめ
人間の姿を借り、人間の世界に紛れて暮らす神々たちは、自分の役割において人間をサポートしたり、見守ってくれています。人間臭い一面をのぞかせる神様もいたりして、ああ、本当に神様っているんだなあと、ホッとするような、じんわりと心が温かくなる物語です。
<こんな人におすすめ>
神様と人間のちょっとした関わりを描いた話を読みたい
神様が人間をどう思っているかを知りたい
小路 幸也のファン
リンク
ぬこ
うわあ…
神様〜〜〜(இдஇ; )
のこ
こんな風に、近くで自分たちを
見守ってくれているのかも
しれないわね。
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コメント