のこ
こちらはある大学生が、友人のバッグから
何かを持ち出す少女を発見してから
不可解なことが次々と起こる物語よ。
ぬこ
むむ なにやら犯罪の匂いが…?
のこ
それは読んでのお楽しみね。
青春あり、ミステリーありの
物語なの。息もつかせぬ展開で
最後まで一気に読んでしまうわ。
ぬこ
なんと!そいつは楽しみだ。
『探し物はたぶん嘘』 大石 塔子 (著) マイナビ出版ファン文庫
あらすじ
大学一年生の湯川は、無愛想な同級生・遠野のつきそいで病院を訪れた時、見知らぬ少女が遠野のバッグから何かを持ち去るのを目撃。しかし、遠野が確認してもなくなったものはないという。このことをきっかけに、大学の男の先輩につきまとわれ、少女も不可解な行動を起こして…。
平凡な大学の平凡な学生、湯川。そして黒い犬・ペッパーを通じて知り合った、飼い主の遠野。2人の穏やかな日常は小柄な少女、篠原が遠野のバッグから何かを持ち去ったことで、次第に奇妙な展開となっていく。
まとめ
謎を探るうちに、彼らの友情が深まり、その過去や生き方が明らかになっていきます。そしてバッグの中の探し物が明らかになった時、彼らはひとつ大人になったのかもしれません。
<こんな人におすすめ>
大学生のさわやかな青春ミステリが好き
キャラクターが立っている物語を読みたい
犬が活躍する話に興味がある
リンク
ぬこ
俺はね 風や空気とか
香りを感じる描写が好きだなあ。
パンがうまそうだし。
のこ
やさしさと、ちょっとしたほろ苦さが
胸に残る、青春物語ね。
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コメント