2021-02-02

イラストブックレビュー

ぽっかりと空いた穴を抱えて、生きていく

『骨を彩る』彩瀬 まる (著) のイラストブックレビューです。十年前にがんで妻を亡くした津村は、中学生の娘と二人で暮らしている。心揺れる女性に出会ったが、妻が夢の中にあらわれるようになった。妻の姿を見るたびに手の指が1本ずつ減っていた。
イラストブックレビュー

塀の中にいる彼から逃れることはできない

『死刑にいたる病』櫛木理宇 (著)のイラストブックレビューです。鬱屈した大学生活を送っていた筧井雅也のもとへ一通の手紙が届いた。それは世の中を震撼させたシリアルキラー・榛村大和からのものであった。
イラストブックレビュー

「家族」とは愛という名のバトンをつないでいくこと

『そして、バトンは渡された』瀬尾 まいこ (著) のイラストブックレビューです。高校二年生の森宮優子は、二十歳離れた父親、森宮さんと二人暮らし。優子は幼い頃に母を亡くし、父親とも海外赴任を機に別れ、継母との二人暮らしを選んだ。