のこ
こちらは、「欠乏」について
分析した行動経済学の本よ。
ぬこ
「欠乏」ってどういうこと?
俺はちゅーるが欠乏している。
のこ
…。
「時間がなくて慌てる」「ダイエットしようと
するけど続かない」「収入があるのに借金して
しまう」といったようなことね。
ぬこ
人間にはよくありそうな
ことだけど。改めて考えてみると
なんでなんだろうな?
『いつも「時間がない」あなたに: 欠乏の行動経済学』
センディル ムッライナタン (著), エルダー シャフィール (著), 大田 直子 (翻訳) ハヤカワ・ノンフィクション文庫
概要
いつも時間に追われていて、思うように物事を進めることができない。収入はあるのに、つい借金をしてしまう。ダイエットをしようとするが続かない。これらの原因は本人の資質ではなく、金銭や時間の「欠乏」にあった。欠乏が人の処理能力や判断に与える影響を、様々な事例とともに解説する。
金銭や時間の欠乏は人の判断能力や処理能力を低下させる…。行動経済学の見地から「欠乏」について考察します。人は物事に集中すると周囲が見えなくなります。それはその1点を効果的に処理できる一方で、逆に「トンネリング」、すなわち「今はそれどころではない」という状況にもなり得ます。そうなると判断力や処理能力に問題が生じてくるのです。
まとめ
欠乏がもたらす心理や行動への影響を理解すれば、今までうまくいかなかったことを良い方向へ向ける効果的な方法を見出せるかもしれません。
<こんな人におすすめ>
いつも時間に追われている
ダイエットがうまくいかない
『欠乏』と行動の関係を解説した内容に興味がある
リンク
ぬこ
へえ〜。「欠乏」が
判断力を鈍らせることが
あるわけなんだな。
のこ
こうした心理や行動を理解していれば
自分が望む結果を出しやすくなるかも
しれないわね。
本やイラストレビューが気に入っていただけたらポチッとお願いします。
コメント