あたたかな食事と人が心の強ばりをほぐしていく

のこ
のこ

こちらは新宿の一角にある

「BAR追分」の物語よ。

ぬこ
ぬこ

BARってことはお酒を

出す店?

のこ
のこ

昼は食事中心のバール、

夜はお酒中心のバーなの。

脚本家を目指すも目が出ない青年が、

この店に世話になるのよ。

ぬこ
ぬこ

へえ〜。その青年がどうなるかも

気になるけど、どんな料理が

出るのかも気になる〜。

『BAR追分』 伊吹 有喜 (著) ハルキ文庫

あらすじ

新宿三丁目の交差点付近、かつては新宿追分と呼ばれた街の細い道に入って曲がった先。ねこみち横丁の路地のつきあたりにある「BAR追分」。昼は食事中心のバール、夜は酒中心のバーとして営業している。今日も悩みを抱えたお客が店へと吸い込まれていく。

昼は料理上手な若い女性、モモが牛すじカレーや定食を、夜は白毛の男性バーテンダーがカクテルやウイスキーを提供するBAR追分。そこへ、脚本家を目指しているが芽が出ず、ライターとして契約した会社がなくなり、マンションは追い出され、この先どうしたら…と途方にくれる若者、宇藤が、ねこみち横丁のHP更新と管理を条件に、BAR追分の2Fの一室に住むことに。

まとめ

人情に厚く、でも踏み込み過ぎないスマートさを持った登場人物たちは、料理の湯気とともに、あたたかく読者を包み込んでいくのです。

<こんな人におすすめ>

おいしいものが好き
元気をもらえるような食事を食べたい
伊吹 有喜のファン

ぬこ
ぬこ

牛すじカレーうまそう〜ヽ(*´Д`*)ノ

のこ
のこ

美味しい料理とさりげないやさしさで

そっと見守ってくれる、そんなあたたかさを

感じる物語ね。

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