のこ
こちらは老舗百貨店の外商部員として
奮闘する女性の姿を描いたお仕事小説よ。
ぬこ
外商…ってことはお金持ちが相手なんだな。
面倒なお客とかいそうだよな。
のこ
そうね。ただ商品を売るだけでなく
お客様が喜ぶものをといろんな企画も
作ったりしているの。
ぬこ
へえ!そんなこともするんだ。
お金持ち相手にどんな企画が
出てくるのか。楽しみだな!
『上流階級 富久丸百貨店外商部』 高殿 円 (著) 小学館文庫
あらすじ
神戸の老舗、富久丸百貨店芦屋川店で外商員として働くことになった鮫島静緒。高級住宅地をまわり、買い物をしていただくのが彼女の仕事。
そのノルマは月に1500万円。一筋縄ではいかないお客たちに、ライバルの本物のセレブ若手男性社員。
次々と出てくる難題を解決すべく、静緒は奔走する。
地元の洋菓子店の販売員から富久丸百貨店へ入り、洋菓子の企画販売をしていたところ、外商へと引っ張られた。
どうやらそれは「伝説の外商」と言われる葉鳥が退職した後の席を埋めるため。
ベテラン葉鳥のアドバイスを受けながら、お客のリクエストに応えようと、静緒は頭をひねります。
まとめ
仕事好きで恋愛には不器用、まがったことは嫌いな静緒。
前任者の葉鳥から概要の心得を学び、けっして後ずさりせず力強く前に進んでいきます。
「できない」ではなく、自分の持っているもので勝負する。
そんな彼女の強さと情熱をビシビシと感じる物語です。
<こんな人におすすめ>
関西のセレブたちのお買いもの事情に興味がある
外商の仕事を詳しく描いた物語を読んでみたい
高殿 円のファン
リンク
制作動画はこちらから。
ぬこ
すごいな!静緒!!
応援したくなるぜ〜!!
のこ
セレブたちのお買い物事情なんかも
よくわかるわよね。外商という仕事の
奥深さを感じる物語よ。
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