のこ
こちらは山で起こる奇妙で
恐ろしい出来事を描いた
短編集よ。
ぬこ
山の怪談?
なんかこわ〜い
シティボーイの俺には無理〜(´ε`;)…
のこ
…。
急激な天候の変化や、すれ違う
登山客の様子に感じる違和感などを
描いているわ。
ぬこ
「あっちの世界」に連れて行かれちゃったら
どうしよう〜ガク((( ;゚Д゚)))ブル
『山の霊異記 霧中の幻影』 安曇 潤平 (著) 角川文庫
あらすじ
すれ違う登山者との挨拶で返ってくる相手の反応に感じる違和感、後ろをついてくる気味の悪い女性の正体、山で出会った女性が度々のぞいていた鏡…。
山で遭遇した奇妙で恐ろしい出来事を描いた短編集。
登山中に挨拶を交わした人に、再度声をかけたら不審な顔をされ、すれ違う人々に挨拶をしても、同じように奇妙な顔をされます。
おかしいと思っていたところ、話しかけてきた男性がその理由を教えてくれて…。
まとめ
山で命を落としたものが、新たな仲間を欲して誘い込む。急に起こる、あり得ないような天候の中で目にしたもの。
山で起こる階段は、恐怖ではありますが、人が起こすことによる恐さとは少し異なります。
それは予測のつかない環境や、人の考えが及ばないところで発生する、不可解な恐ろしさです。
それは、自然に対する畏怖と言えるのかもしれません。
<こんな人におすすめ>
山で起こる奇妙な話に興味がある
登山中にヒヤッとした経験がある
山には人ならぬ何かがいると思っている
リンク
ぬこ
お札を3枚持っていれば
大丈夫か?
のこ
昔話じゃないのよ。
でも、山には確かに、人間の力が
及ばないい未知の存在があるのかも
しれないわね。
本やイラストレビューが気に入っていただけたらポチッとお願いします。