こちらは「モダンタイムス」の
下巻ね。いよいよ検索ワードの
謎が明らかになっていくわ。
おお〜。渡辺たちも
どんな風に謎に切り込んでいくのか。
鍵を握る国会議員に
先輩たちと直接話を
聞きに行くの。
正面から行くのか!
どうなるのかが楽しみだな!!
『モダンタイムス(下)』 伊坂 幸太郎 (著) 講談社文庫
あらすじ
5年前に起こった播磨崎中学校銃乱射事件。
多くの犠牲者を出したこの事件で活躍した永嶋丈は、奇跡の英雄として取り上げられ、現在は国会議員として権力を持っていた。
謎の検索ワードはこの事件とどんな関係があるのか。
永嶋に直接話を聞こうとした渡辺たちに追っ手が迫る。
検索ワードの一つである安藤紹介にやってきた渡辺。
同じく真実を求め、謎を調べていた作家の井坂が会うことのできなかった安藤商会はすんなりと渡辺を迎えてくれました。
そこで事件の関係者と安藤商会の関係と、自分も持っているかもしれない特殊な能力のことを知ります。
家に戻るとDVDが届いており、妻と二人で見ると、渡辺の爪をはがそうとした男、岡本猛が拷問されている画面でした。
岡本は爪をはがされ、指を切られながら「ある人物を探せ」と渡辺に伝えます。
その人物の一人、井坂は医療カプセルの中。
息を引き取る間際の時間に渡辺と事件のことについて話します。
そして五反田と大石、妻の佳代子とともに永嶋を直撃。
彼の口から出た「真実」とは。
まとめ
人は賢くないが、コロニーは賢い、人々の生きるコロニーを的確に形成するため、システムは監視を行うのです。
完成された大きな仕組みの中で、個人は取り込まれることなく幸せに生きていくことが可能なのか。
そんなことを考えさせられる物語です。
<こんな人におすすめ>
意識せずとも「仕組み」に組み込まれている話に興味がある
『モダンタイムス(上)』を読んだ
伊坂 幸太郎のファン
で、奥さんの正体は
なんだったの!?
気になるんだけど〜〜
只者じゃないことは確かよね。
他の作品に登場したりしないのかしら?
ご存知の方がいらしたら教えてほしいわ。
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