のこ
こちらはミステリー作家が
様々な人から出される
「犯人当て」と謎解きをしていく
ミステリー短編集よ。
ぬこ
ミステリー作家が謎を
出されるのか。
そいつは面白そうだな。
のこ
読者にもヒントが与えられるから
作家と一緒に謎解きを楽しめるわよ。
ぬこ
よっしゃ!!
俺も謎を解いて名探偵になるぞ!!
『どんどん橋、落ちた〈新装改訂版〉』
綾辻 行人 (著) 講談社文庫
あらすじ
ミステリー作家、綾辻行人のもとには、さまざまな「奇妙」な問題が持ち込まれる。
後輩、作家の先輩、編集者の妻などから出される「犯人当て」とその謎解きを、推理作家はできるのか。
ある日綾辻をたずねてきた後輩は、自分が書いた小説の「犯人当て」をしてほしいと言います。
それはある山奥の「どんどん橋」のそばで少年が死んでいたというもの。
一緒に来ていた少年の兄とその友人たち、そして近くに目立たぬように暮らしていた者たち。果たして犯人は…。
まとめ
読者にも充分にヒントが与えられます。
決してアンフェアな者ではなく、極めて公正に、最新の注意を持って描写されているのです。
ゆえに大いに意外性のある犯人とその手法に騙されてしまうのは、むしろ痛快でもあります。
作家の妙技を楽しめるミステリー短編集です。
<こんな人におすすめ>
意表をつくミステリーを読みたい
著者からの挑戦を受けてみたい
綾辻 行人のファン
リンク
ぬこ
や、やられた…!!
わからなかった〜。
のこ
騙されることがむしろ痛快に
感じられるミステリーね。
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