こちらは『ゴーストハント』
シリーズ第7巻よ。最終巻にして
ついにナルの正体が明らかになるの。
ええ〜〜 終わっちゃうの〜〜!?
もっと読みた〜い(´・д・`)
…。
廃校になった学校の調査を
頼まれた一行は、調査中に
学校の中に閉じこめられてしまうの。
うお〜 それぜったい
怖いやつガクガク((( ;゚Д゚)))ブルブルタ
『ゴーストハント7 扉を開けて』
小野 不由美 (著) 角川文庫
あらすじ
能登での事件を解決し、東京へ帰るべく車を走らせていた一行は、道に迷ってしまう。
辿り着いた先は、ダム湖。
そこでナルは「オフィスは戻り次第、閉鎖する」と一行に告げる。
驚き戸惑う麻衣たちは、急遽、湖近くのバンガローに滞在することに。
そこへ廃校になった小学校の調査依頼が。幽霊が出るという校舎に潜んでいるものは何なのか。そしてナルの正体とは。
迷いこんだダム湖で「見つけた」とつぶやくナル。
そして、なるはオフィスの解散を一行に告げます。
その理由を何ひとつ明かそうとしないナル地震のことについて、実は何も知らないのだ、と麻衣は改めて気づきます。
ぼーさんはこれまでのナルの行動や言動から、いろいろと推察しているようですが…。
そんな彼らに、廃校となった小学校の調査依頼が入ります。
問題の小学校に入ると、生徒の机の中には教科書やノートが残り、飼育されていた動物が白骨化しているものも見つかります。
違和感を感じる一行は、何と校舎に閉じこめられ、出られなくなってしまうのです。
そんな彼らに起こった出来事とは。
まとめ
訪れた人々を閉じこめる校舎で迫りくる恐怖。
今回も麻衣は夢の中に現れたナルからヒントをもらいます。
麻衣がこうして夢を見ることも、ナルの正体が明らかになることで、その理由がわかるのです。
人が行方不明になる悲しい理由、そして麻衣が知った切ない真実、最終巻はたっぷりの恐怖と遣る瀬無い思いが丹念に描かれた印象深い物語でした。
<こんな人におすすめ>
悲しみややるせない思いを描いたホラーを読んでみたい
『ゴーストハント』シリーズのファン
小野 不由美のファン
学校の恐怖の正体も、麻衣がが夢で見た
ナルのことも泣けるウウゥゥ。゚(゚´Д`゚)゜。ウァァァン
たっぷりの恐怖とやるさなさの
つまった、深い余韻の残る
最終巻ね。
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