のこ
こちらは年の離れた夫婦の
日常のやりとりを描いた物語よ。
ぬこ
年の離れた夫婦か。
夫と妻とどちらが年上?
のこ
夫のノブ君が年上よ。
バツイチでちょっと頼りないの。
若奥さんの杳子はしっかり者よ。
ぬこ
なかなかいいコンビだな。
二人はどんな日常を送っているのかな。
『くらげが眠るまで』 木皿 泉 (著) 河出文庫
あらすじ
ちょっと頼りない年上でバツイチの夫、ノブ君としっかり者の若奥さん・杳子の楽しい日々の生活。
突然のお義姉さんの訪問に慌てたり、ノブ君のミスで何と杳子が他の人とお見合いをすることになってしまったり…。
日常の平凡なやりとりから暖かな光が灯るような会話まで、幸せな笑いに満ちた物語。
著者の初期の作品であり、イッセー尾形と永作博美によってドラマ化されたものです。
会話中心の台本で、俳優さんたちの姿を想像すると、より楽しめます。
話した思い出話が前の奥さんとのものだったり、大掃除で大事なものを捨てられたりと、ちょっと頼りないノブ君。
そんなノブ君をからかうように言葉を投げかける杳子。
まとめ
漫才のような二人のやりとりと、互いを思いやる気持ちがチラリとのぞいたりする場面に笑ったりほっこりしたり。
くらげのようにたゆたう二人の日常を描く、ふわふわと幸せが漂う物語。
<こんな人におすすめ>
夫婦のコミカルなやり取りを描いたシナリオ調の話に興味がある
何気ない日常の中の温かな幸せを感じるような話を読みたい
木皿 泉のファン
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DVDはこちら。永作博美さんが若い!!
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ぬこ
ほっこりするなあ。
こういうのを読むと結婚て
いいよなと思うなあ。
のこ
何気ない日常の中に
幸せが散りばめられていることを
気づかせてくれるお話ね。
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