『まんがでわかる サピエンス全史の読み方 (まんがでわかるシリーズ) 』
山形 浩生 (監修), 葉月 (イラスト) 宝島社
概要
人類学史として異例のヒットを遂げた『サピエンス全史』をまんがで解説。
この世の価値観は虚構で成り立っている!?
学歴、仕事、年収。資本主義の中で「うまく生きる」ことの出来ないニートの主人公、杏果。ふとしたきっかけで、この世の価値観は虚構で成り立っていることに気付く…。
資本主義における価値観とは、現状の自分との違いに苦しみ、その価値観は虚構であることを理解しながら杏果は今の苦しみを乗り越えていきます。その物語と共に、サピエンスがどのように発展してきたかを解説します。
まとめ
サピエンスには「想像力」がある。そのことにより、共通の認識を持ち、力を合わせて行動出来たため、生き残り、発展し続けることが出来たのです。しかし、多様化する現代において、これまでの共通認識がマッチするとは限りません。
過去の発展を学ぶことが、これからの人類の「幸福」を知るためのヒントとなるのではないでしょうか。
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