『海の見える街』 畑野 智美 (著) 講談社文庫
あらすじ
海の見える私立図書館で、司書として働く31歳の男、本田。10年間片思いだった相手に失恋した後、契約社員の春香がやってきた。身勝手な彼女に振り回される日々だったが。
女姉妹に挟まれ、女友達も多いがモテるわけではない本田。化粧も上手で可愛いが、図書館の仕事に興味がなく、周囲とうまくやれない春香。そして本田の友人たち。
特別ではない、派手ではない人たち。だからこそ彼らの心の動きや過去に抱えた問題などが読み手の心に強く刻まれ、嘘のない気持ちを感じることができるのです。
まとめ
表面だけでなく、自分や相手の内側をも認め、互いが成長していく、大人のための恋愛物語です。
<こんな人におすすめ>
恋愛っていいな、と思える話を読みたい
人間として成長できる恋愛物語が好き
畑野 智美のファン
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