『さよなら、シリアルキラー』バリー・ライガ 著 創元推理文庫
「BOOK」データベースより
ジャズは高校三年生。町ではちょっとした有名人だ。ある日、指を切りとられた女性の死体が発見され、ジャズは連続殺人だと保安官に訴える。なぜジャズには確信があったのか―彼が連続殺人犯の息子で、父から殺人鬼としての英才教育を受けてきたからだ。親友を大切にし恋人を愛するジャズは、内なる怪物に苦悩しつつも、自ら犯人を捕えようとする。全米で評判の青春ミステリ。
殺人鬼の息子はどう生きていくのか
殺人事件と向き合うことで、殺人鬼として目覚めようとする「内なる自分」と闘う主人公。
優秀な情報分析力と、高校生らしい未熟さを併せ持つ主人公の葛藤と成長する姿を描く青春小説。
まとめ
展開が緻密に練り上げられています。死体や、体を傷つける表現が非常にリアルなので、こうした描写が苦手な人はご注意を。
<こんな人におすすめ>
殺人鬼ものに興味がある人
繊細な男の子が好きな人
青春小説が好きな人
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