学校で起こる怪異現象って
怖いわよね。
学校っていろんな恨みを
持った奴の怨念が
漂っていそう…ガクガク((( ;゚Д゚)))ブルブル
こちらは超能力を持つ少女が
怪異現象のヒントになっている
ホラーミステリーよ。
ナルたちならきっちり解決して
くれそうだな。
『ゴーストハント3 乙女ノ祈リ』 小野 不由美 (著) 角川文庫
あらすじ
無愛想なイケメン・ナルが所長を務める「渋谷サイキックリサーチ」で、16歳の高校生・麻衣はバイトをしている。心霊現象の調査を行うこの事務所に奇妙な依頼が入る。
それは麻衣と同じく女子高生で、友人が狐狗狸さんをみていたら狐に憑かれてしまった、というもの。依頼者の学校では他にもさまざまな怪異現象が起こっていた。
スプーン曲げの少女と怪異現象の関係は?
ナルたちの調査によると、どうやらスプーンを曲げる超能力を持った少女、笠井千秋が先生に強く叱られたことが、学校内の怪異現象のきっかけとなったようです。
しかし、彼女が怪異現象を引き起こしている様子はなく、やがてその邪悪な存在は、ナルや麻衣にまでその手を伸ばしてきて…。
まとめ
超能力は見る者にインパクトを与え、夢中にさせることもあります。しかしそれは、多くが一時的なものであるのだとか。10代の柔らかな心は、そうした力を持つこともあれば、傷つきやすい部分も持っています。
今回はアルバイトの麻衣が、生徒たちとナルをはじめとする霊能者たちの間をつなぎ、また危機を察知したりと大活躍。悪意の底に潜む感情の「揺れ」を感じる、怖いけれど、どこか悲しみをたたえた物語です。
<こんな人におすすめ>
怪異現象を解析し、推理していくミステリーを読みたい
『ゴーストハント』シリーズのファン
小野 不由美のファン
予想に反して麻衣が大活躍(゚ロ゚)!!
特異な能力の持ち主に対するメディアの
取り上げ方、そして視聴者のあり方に
一行を投じる物語ね。
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