のこ
もしもちゅーるを食べることができる
残りの回数が見えたとしたらどうする?
ぬこ
えーっ 残り回数が出るなんて
なんかやだ。回数が少なくなって
いったら…
のこ
こちらは母親の手料理が
食べられる回数が見えるように
なった男性のお話よ。
ぬこ
母親の手料理が!!
それは何とせつない…
『あなたが母親の手料理を食べられる回数は、残り328回です。』
上野そら (著) メゾン文庫
あらすじ
ある日突然見えるようになった数字。母親の手料理を食べるたびに減っていく数字の意味を理解した僕は、それから母の手料理を食べなくなった。表題作のほか、カウントダウンをテーマに描かれた7つのオムニバス・ストーリー。
「あなたが母親の手料理を食べられる回数は、残り3647回です」。10歳から見えるようになったメッセージ。おやつでも食事でも一回食べるごとに数字は減っていく。数字がゼロになると、母は死んでしまう。だから母の手料理は食べないようにした。しかし、この数字の本当の意味は。
まとめ
自分にはどうにもできない状況でのカウントダウンは、大切な人と過ごす時間には限りがあるのだということを教えてくれます。その中で見えてくる自分や相手の思いに、目頭が熱くなる、心温まる物語です。
<こんな人におすすめ>
カウントダウンをテーマにした小説に興味がある
限りがあることで大切なものに気付く話を読みたい
上野 そらのファン
リンク
ぬこ
気持ちはわかるけど
何もお母さんの料理
捨てなくても…(இдஇ; )
のこ
大切な人との時間は限りがあるわ。
そのことを意識して、今という時を
しっかりと味わって生きたいわね。
本やイラストレビューが気に入っていただけたらポチッとお願いします。
コメント