『命売ります』 三島由紀夫 (著) ちくま文庫
BOOK」データベースより
目覚めたのは病院だった、まだ生きていた。必要とも思えない命、これを売ろうと新聞広告に出したところ…。危険な目にあううちに、ふいに恐怖の念におそわれた。死にたくない―。三島の考える命とは。
命を売ろうとした男がどうなっていくのか、手に汗握る展開が続く
命を売ろうとする主人公のもとに、様々な出来事が起こります。危険な場面を乗り越えるうちに全能感を得るが、それも次第に薄れ、やがて「死にたくない」と強く願うのです。
まとめ
ガツンとやられ、思わず唸るラストには、さすが三島だと感じ入る物語です。
<こんな人におすすめ>
三島由紀夫ファン
エンターテイナー作品が好きな人
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コメント
このタイトルが見えた瞬間で、読む興味もだんだん増えてきた。いい本を紹介してくれて、ありがとうございます。
コメントありがとうございます。
娯楽的要素がありながら命について考えさせられる、読みがいのある作品です。おすすめですよ。