めっちゃ腕が立つ、超怠け者の忍び

『忍びの国』　　和田竜（著）　新潮文庫

「BOOK」データベースより

時は戦国。忍びの無門は伊賀一の腕を誇るも無類の怠け者。女房のお国に稼ぎのなさを咎められ、百文の褒美目当てに他家の伊賀者を殺める。このとき、伊賀攻略を狙う織田信雄軍と百地三太夫率いる伊賀忍び軍団との、壮絶な戦の火蓋が切って落とされた―。破天荒な人物、スリリングな謀略、迫力の戦闘。「天正伊賀の乱」を背景に、全く新しい歴史小説の到来を宣言した圧倒的快作。

腕っぷしもクセも強い忍び、無門

金のためなら裏切りも厭わない。真面目にやるのは大嫌い。しかし忍びの腕はピカイチの無門。

力なき者は従うか、滅ぼされるか、二つに一つしか道はない。

まとめ

そんな時代にいきた伊賀軍と織田軍の戦い、その戦の中から見失っていた、人として大切なものを見つける無門に涙が止まらなくなる物語です。

＜こんな人におすすめ＞

戦国時代が好きな人
歴史ものが好きな人
どちらもあまり好きじゃない人

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