飲めば飲むほど冴えわたる 酩酊探偵の謎解き劇

『謎亭論処—匠千暁の事件簿 』 西澤 保彦 (著) 祥伝社文庫

内容紹介(Amazonより)

呑むほどに酔うほどに冴える酩酊推理!
女子高の正門前に車を停め、夜の職員室に戻った辺見祐輔(へんみゆうすけ)は憧(あこが)れの美人教師の不審な挙動を垣間(かいま)見た。その直後、机上の答案用紙が、さらに車までがなくなった。ところが二つとも翌朝までに戻されていた。誰が、何のために? 辺見の親友であり、酒に酔うほど冴(さ)え渡る酩酊(めいてい)探偵・匠千暁(たくみちあき)に相談すると……。続発する奇妙な事件を、屈指の酒量で解く本格推理の快感!

飲むほどに推理が冴える酩酊探偵!?

やたらと酒が強い主人公。

「肝硬変を通り越して、肝臓が破裂するほど飲む」とは羨ましいを通り越して、なんというかもったいないから飲むな!と言いたくなります。

しかしながら冷静に繰り出す推理はまことに見事なのです。

まとめ

豪傑、超美人、冷静。彼の周囲に集まる個性的なメンバーとのやりとりも賑やかで楽しく読める推理小説です。

<こんな人におすすめ>

酒好き
ミステリ好き
西澤保彦さんのファン

本やイラストレビューが気に入っていただけたらポチッとお願いします。

にほんブログ村 本ブログ 書評・レビューへ


にほんブログ村


書評・レビューランキング

コメント