こちらはおもしろい視点を持った
京大の様々な研究を紹介する一冊よ。
京大か。東大に比べて
柔軟な発想を持っているイメージが
あるな。
そのイメージに違わず、研究内容も
ユニークなの。「寿司屋のおやじが
怒っている理由」「遠足のおやつが
300円以内である理由」といったものも。
ど、どゆこと!?
それって研究対象になるの〜!?
『京大変人講座: 常識を飛び越えると、何かが見えてくる 』
酒井 敏 (著), 小木曽 哲 (著), 山内 裕 (著), 那須 耕介 (著),他 三笠書房
概要
京大の「常識」は世間の「非常識」!未知の世界を研究し、探求する理念を持つ京大から、こだわることのおもしろさや、疑うことの素敵さを発信。
地球、経営、法哲学、社会デザインなど、様々なジャンルから「なにそれ!?」という視点を持った研究を解説します。
「毒ガスに満ちた『奇妙な惑星』へようこそ」「なぜ鮨屋のおやじは怒っているのか」「なぜ、遠足のおやつは『三百円以内』なのか」など、コレ学問なのですか?というような章題が並びます。
でも、中身は地球の46億年史だったり、サービス経営であったり、社会デザインだったりします。
それぞれの解説も基礎知識がなくても「へ〜なるほど!」「そうなんだ!」と楽しめる内容となっています。
ちょこちょこ挟まれる京大変人エピソードも、驚いたり笑わせてくれたりします。
まとめ
常識はいったん置いといて、自分が見つけた疑問を楽しみ、追求しよう。そんなことを教えてくれる一冊です。
<こんな人におすすめ>
京大教授や学生の変人ぶりに興味がある
京大の人間がどういった視点で研究を進めているのか知りたい
京大がどんな研究をしているのか、少し覗いてみたい
うわ〜〜〜 そういうことなんだ!
解説してもらうとおもしろい!!
これまでの常識を疑い、
好奇心を持って疑問を楽しみ
追究することを教えてくれる1冊ね。
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