こちらは「リカ」シリーズの
4作目。病院の副院長が
リカにつきまとわれるの。
リカ怖すぎるよ〜
あのパワーはどこから出るわけ?
そんでもってこの副院長さんは
どうなる?
副院長は簡単な手術で
あり得ないミスを犯すの。
それをリカに処理してもらうという
ことがあって…
それ!!
リカに完全に絡め取られちゃうパターン!!
わお〜 恐ろしいけれどもどうなって
いくのかが気になる〜〜
『リハーサル』 五十嵐 貴久 (著) 幻冬舎文庫
あらすじ
花山病院の副院長・大矢は、簡単なオペであり得ないミスを犯してしまう。
それを看護婦のリカに指摘され、隠蔽する。
それからリカの執拗なつきまといに悩まされる。
一方、病院内でも次々と事件や事故が発生。
そしてついには大矢の婚約者、真由美が行方不明となり…。
虫垂の切除手術終了後、副院長質にやってきたリカは、「鉗子が一本足りません」と大矢に報告します。
まさか患者の体内に残したまま縫合するなんてあり得ない。
動揺する大矢に「眠っている間に取り出してまた縫えばいい。
これは先生とリカだけの秘密」とリカは囁くのです。
まとめ
大矢と付き合っているという思い込み、大谷の叔父を懐柔、他の看護婦たちを見下す態度。
頭の良さ、手際の良さを見せながら、リカは徐々に大谷の周囲を締めつけていきます。
時折、吹き出すように溢れるリカの言葉は一方的に投げつけられる恐怖とともに、受け入れてもらえない悲しさも感じさせます。
ラストの凄惨さとリカの大谷への思いを語るシーンが頭の中に強く残る物語です。
<こんな人におすすめ>
「リカ」シリーズを読んでいる
経験したことのない恐怖を味わってみたい
五十嵐 貴久のファン
『リカ』シリーズのイラストブックレビューはこちらからもご覧いただけます。
怖いのに悲しい…
惚れられるのはごめんだけど
どうも嫌いになれないんだよな。
一途ではあるのだけど…。
受け入れてもらえない悲しさを
感じるサスペンスホラーね。
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