イラストブックレビューひと目でわかる!イラストブックレビュー『PK 新装版』伊坂幸太郎 (著) 人には時折、勇気を試される瞬間が訪れる。落下する幼児をすんでのところで抱きとめた議員の男。助けられた幼児はのちに悩まされていた。また、ある倉庫の地下へと連れてこられた男性は、世界のことわりについいて、またここにいる理由について説明され、驚き、ぼう然とし、絶望する…。3つの世界で試される勇気。そしてまた彼らの勇気が伝染したとき、世界はどのような結末を迎えるのか。 2023.05.03イラストブックレビュー
イラストブックレビューひと目でわかる!イラストブックレビュー『福猫屋 お佐和のねこかし』三國 青葉 (著) お佐和がはじめた『福猫屋』ではお茶とちょっとした甘味を楽しみ、猫たちを眺めたりいっしょに遊ぶことができる。また猫を出張させてのネズミ捕りや、お佐和の作る小物や、名人の型を使って染められた手拭いなどの雑貨の売り上げも軌道に乗ってきた。そんな矢先、猫が突然姿を消す「猫さらい」の噂が江戸の町に流れる。気をつけようと心がけた矢先、福猫屋から白猫のユキの姿が見えなくなり…。 2023.03.16イラストブックレビュー
イラストブックレビューひと目でわかる!イラストブックレビュー『三匹の子豚』真梨 幸子 (著) ネット配信ドラマ用に手がけた作品が大きな賞にノミネートされたことで、再び仕事が舞い込んできた脚本家の斉川亜樹。引き受けた朝ドラの脚本『三匹の子豚』は大ヒット。そんな亜樹に一通の封書が届く。会ったこともない叔母の扶養義務について書かれたその文書を受け取ってから亜樹の人生は次第に傾いていく。 2023.01.03イラストブックレビュー
イラストブックレビューひと目でわかる!イラストブックレビュー『玉の輿猫 お江戸けもの医 毛玉堂』泉 ゆたか (著) 谷中感応寺の境内にある動物専門の養生所「毛玉堂」。口数が少なく愛想はないいが、見立ては確かな医師の凌雲と、動物好きの妻、お美津の二人で営むこの養生所には、様々な状態の動物とその飼い主が助けを求めてやってくる。。人々と動物の愛と絆を描く五篇の時代小説集。 2022.12.30イラストブックレビュー
イラストブックレビューひと目でわかる!イラストブックレビュー『福猫屋 お佐和のねこだすけ』三國 青葉 (著) 十八年連れ添った夫の松五郎が突然亡くなり、お佐和は塞ぎこみ食事も摂らず、1日中布団をかぶって寝ていた。そんなお佐和のもとに、ある日一匹の猫が迷い込む、お佐和はこの猫に福と名付け、世話をするうちに少しずつ立ち直っていく。そんな福にネズミを捕ってほしいい、という依頼が入ったことで、お佐和は猫へ何か恩返しとなるような商売はないものか、と思いをめぐらせる。 2022.12.29イラストブックレビュー
イラストブックレビューひと目でわかる!イラストブックレビュー『猫は知っていた 新装版』仁木 悦子 (著) 仁木雄太郎と悦子の兄妹は、友人の世話で箱崎医院の二階の一部屋を借りることになった。ところが兄妹は奇妙な連続殺人事件に巻き込まれる。防空壕に作られた秘密の抜け穴、蛇毒の塗られたナイフ、そして行方不明ののち、殺人現場に現れた猫。素人兄妹探偵が事件の真相に迫る。 2022.12.01イラストブックレビュー
イラストブックレビューひと目でわかる!イラストブックレビュー『人生オークション』原田ひ香 (著) 不倫の果てに刃傷沙汰を起こしたりり子叔母さんは、離婚してアパートで一人暮らしを始めることに。就活に失敗してアルバイト中の瑞希は、りり子の引っ越しの荷物整理を手伝う。多くの荷物を目の前にして、二人はネットオークションを利用してどんどん不要なものを処分していく。 2022.10.10イラストブックレビュー
イラストブックレビューひと目でわかる!イラストブックレビュー『最果てアーケード』 小川洋子 (著) 狭い通路のほんの数十メートル先は行き止まり。その通路沿いに数件の店が並ぶ、世界で一番小さなアーケード。それぞれの店が取り扱うのは使い古しのレース、義眼など、一体誰が何のために買うのか?と思うような品たち。店を必要とする客がやってくるのをひっそりと待ち続けている。 2022.09.19イラストブックレビュー
イラストブックレビューひと目でわかる!イラストブックレビュー『6時間後に君は死ぬ 』高野 和明 (著) 六時間後に二十五歳の誕生日を迎える美緒は、渋谷で若い男から遠慮がちに声をかけられた。ナンパかと思いきや、青年の口から出た言葉は「六時間後に君は死ぬ」というもの。他人の未来が見えるという青年・圭史とともに、美緒を殺そうとしている犯人を見つけ出そうとするのだが、時は刻一刻と迫ってくる。 2022.08.19イラストブックレビュー
イラストブックレビューひと目でわかる!イラストブックレビュー『死体を買う男 』歌野晶午 (著) 休筆していた乱歩は才能の限界を感じ、自殺を考え紀州白浜の三段壁へやってきた。いざ海へ飛び込もうとする彼を助けたのは高貴な顔をした若く美しい青年。そして夜中、青年は首を吊って死んでいるところを発見されますが、警官が現場へ向かうと死体は消えていて…。乱歩と朔太郎が事件の謎に挑む。 2022.08.02イラストブックレビュー