創元推理文庫

イラストブックレビュー

書店営業に興味のある方はぜひ!これを読めばよくわかる

『平台がおまちかね』  大崎 梢 (著) のイラストブックレビューです。中堅の出版社、明林書房の新人営業、井辻智紀は、今日も書店へと向かう。ところが自社本をたくさん売っている書店を尋ねたら店長に冷たくあしらわれ、文学賞の受賞式には受賞者が会場に現れず…。本を愛する全ての人に贈る、ハートフルミステリー短編集。
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陸軍特技兵=コックは戦闘と炊事、謎解きもこなす

『戦場のコックたち』深緑 野分 (著)のイラストブックレビューです。1944年の初夏、合衆国陸軍の特技兵(コック)で19歳のティムは、ノルマンディー降下作戦で初陣を果たす。戦闘に向かい、炊事もこなすティムの周辺にちょっとした謎が起こる。個性豊かな仲間たちと協力しながら戦場へ向かい、そして謎を解く。
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猫のようなしなやかな視点で謎を解く

『とむらい自動車 (猫丸先輩の空論)』倉知 淳 (著) のイラストブックレビューです。友人が交通事故に遭った現場に向かい、物思いにふけっていたところ、読んでもいないタクシーが次々とやってきた。皆同じ名前の客に呼び出されたというのだが…。
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とぼけた昆虫オタク青年が鮮やかに謎を解く

『サーチライトと誘蛾灯』櫻田 智也 (著) のイラストブックレビューです。昆虫オタクの青年、魞沢泉(えりさわせん)は、昆虫を求めて各地に現れるのだが、訪れた先で何故か不思議な事件に遭遇する。夜の公園で起きた変死事件、「ナナフシ」というバーの常連客を襲った悲劇の謎を、飄々としてとぼけた切れ者である魞沢が鮮やかに解く。
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49日間のバイトで見つけたわたしの忘れ物

『わたしの忘れ物』 乾ルカ(著 )のイラストブックレビューです。まだ雪の残る三月。H大学の三年生、中辻恵麻は大学の学生部へ訪れた。すると奨学係の女性から、バイトを紹介される。それは商業施設の忘れ物センターでの仕事だった。
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自らの命をかけて、父の無念を晴らす!

『自殺予定日』 秋吉 理香子 (著) のイラストブックレビューです。美しく有能な継母と再婚してから、わずか一年半足らずで父が急死した。父の遺産とビジネスを受け継ぎ、これまで以上に活躍する継母の姿に、女子高生の瑠璃は、継母が父を殺したのだと思い、自らの死でその罪を告発しようと、自殺の名所と呼ばれる村へ訪れる。
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奇妙な猫丸先輩は今日も奇妙な謎を解く

『幻獣遁走曲【新版】』倉知 淳 (著)のイラストブックレビューです。猫コンテストの雑用係、薬の臨床治験、戦隊ショーの怪人役。いっぷう変わったアルバイトにいそしむ猫丸先輩。どんな環境にもするりと溶け込み、バイト先で起こった盗難事件やベッドから消えた男、着ぐるみにつけられたガムなど、これまた変わった謎を解いていく。
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爆笑、脱力、唸る… ひと味違うミステリ連作集

『大きな森の小さな密室』 小林 泰三 (著)のイラストブックレビューです。社長のお使いで訪れた森の奥深くにある別荘で、主人が殺された。犯人は六人の客のうち、いったい誰なのか。表題作「大きな森の小さな密室」のほか、安楽椅子探偵、日常の謎など、クセのある事件や謎に、個性の強い登場人物たちが挑む。
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小さな醸造所で起こった殺人事件の謎を解く

『ビール職人の醸造と推理』エリー・アレグザンダー (著)のイラストブックレビューです。夫の両親とともに町で一番大きなブルワリーで働いていたわたしは、夫の浮気をきっかけに、新しくオープンするブルワリーで働くことに。無事に迎えたオープンの翌日、ビールのタンクの中で死体を発見してしまい…。
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戦前の昭和を色濃く描きだす驚愕のミステリ

のこ こちらは昭和12年の名古屋を 舞台にしたミステリーよ。 ぬこ 昭和12年!?戦前の日本かあ。 当時の名古屋ってどんなかんじ だったんだろう。 のこ 博覧会が実施されていて 当時の日本や世界の最...