新人漫画家が見たレジェンドの頭の中 |

『カメントツの漫画ならず道』　　カメントツ (著)　小学館

新人漫画家「カメントツ」が、漫画界のレジェンドへ凸撃！！担当編集者を青ざめさせながら今日も突き進んで行く。

西原理恵子の仕事場を直撃。期待を裏切らない彼女の人柄にタジタジなカメントツ。しかしながら、ひたすら作品を作り続ける、自身の変化を恐れない姿勢に感銘を受けます。

またある時は「タッチ」の作者のあだち充に「どうしてカツヤを死なせたのか？」、「コナン」作者の青山剛昌に「「あの方」の正体はだれ？」などと、レジェンドに向かって誠にストレートな質問をぶっ込みます。

版画のような太い線で、ほのぼのから悪どい顔までとても味のある、いい表情を描いています。漫画家や、それを支える人たちを、深く、わかりやすく、そしておもしろく伝えてくれるマンガです。

絵はホントに個性的ですが、お話の方も何だかクセになる味わい。ついつい、なんども読み返してしまうのです。

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