『うつヌケ うつトンネルを抜けた人たち』
田中 圭一 (著) KADOKAWA
概要
鬱を経験した漫画家である著者が、同じように鬱を経験し、そこから脱出した人たちにインタビューをします。
ミュージシャンにエッセイスト、各人のうつとの付き合い方
ミュージシャンの大槻ケンヂ、エッセイストのまついなつきなど著名人も多数登場。うつを発症した経緯や、うつのトンネルを抜けたきっかけ、うつとの付き合い方などをマンガで解説。
当然ですが、インタビューを受けた方々は性格も生活環境もそれぞれ異なります。それゆえ、うつを抜けるきっかけや方法も、その人だからこう抜けた、ということになります。それでも多様なパターンを見ることで、トンネルの向こうに光がさすかもしれません。
まとめ
鬱は「心の風邪」ではなく「心の癌」。放置していると死に至る病気、という記述にハッとします。うつについて学び、認識を改めるのに適したコミックです。
<こんな人におすすめ>
自分、または周囲の人が体調不良
気分が落ち込みすぎて動けない
うつ病についてさらっと学びたい
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