アンちゃんの柔らかさが心の痛みをやさしく包みこむ

ぬこ
ぬこ

キターーーーッ

♪───O(≧∇≦)O────♪

アンちゃーん!!!

のこ
のこ

今回もお菓子の知識や

日常の謎、そしてアンちゃんの

成長ぶりが描かれているわ。

ぬこ
ぬこ

これを読むと和菓子が

食べたくなるんだよなあ。

そこもいいね。

『アンと青春』 坂木 司 (著) 光文社文庫

あらすじ

ふっくらやわらか女子、アンちゃんがデパ地下の和菓子店「みつ屋」で働き始めてから八ヶ月が過ぎた。販売の仕事にも慣れてきたけれど、知らないことも多いので勉強の日々。みつ屋の仲間に囲まれて、悩んだりへこんだりしながら成長し続ける姿を描きます。

京都旅行で感じた違和感、フルーツジュースを買おうとしていた母親と幼い娘、デパ地下へ新たに出店した洋菓子店の店員。今回も様々なシチュエーションにちょっとした日常の謎を携えて、物語は展開していきます。

まとめ

お菓子の知識もそうですが、今回は人の気持ちのやるせない部分にスポットを当てているようです。人の気持ちに寄り添えるアンちゃんが、心に重いものを抱えている人たちの気持ちを少しだけ軽くしてあげている。そんなアンちゃんの誠実さを感じる物語です。

<こんな人におすすめ>

和菓子業界の裏話的なものに興味がある
仕事を通して成長していくアンちゃんの姿を見たい
坂木 司 のファン

ぬこ
ぬこ

アンちゃん…

人の気持ちに寄り添える子だぜ…

のこ
のこ

みつ屋にとっても

かけがえのない存在になりつつある

アンちゃん。これからの活躍も楽しみね。

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