美しく、深い余韻を残す江戸のミステリ

のこ
のこ

こちらは『八丁堀の鷹』と呼ばれる

同心が、江戸の事件を解決する

ミステリーよ。

ぬこ
ぬこ

『八丁堀の鷹』!!

かっこいい!!

のこ
のこ

ところがある「密室事件」で

ピンチに追い込まれてしまうの。

ぬこ
ぬこ

なんと江戸時代に密室殺人が!?

その事件の概要が気になる!!

『恋牡丹』 戸田 義長 (著) 創元推理文庫

あらすじ

『八丁堀の鷹』と呼ばれるやり手の同心、戸田惣左衛門。七夕の夜、吉原の見世の主の用心棒としてと飲まれたのだが、惣左衛門の目の前で、主は刺殺された。出入り口は一つで、開いた気配はなく、殺された主は衝立に囲まれ密室状態。犯人とその手口とは。

鋭い洞察力と、容疑者への強い追及から『八丁堀の鷹』と称される同心、惣左衛門。用心棒を頼まれた先で、己の目の前で主が殺されます。解決の糸口が見つからず、ついに謹慎処分を受けた惣左衛門を訪ねてきたのは、牡丹という花魁でした。

まとめ

優秀な牡丹の力を借り、次々と事件を解決していく惣左衛門。その裏には各人の表に出せぬ心情が細やかに描かれ、心のひだに染み込んでいくようです。夫婦、親子など、愛の形がせつなく、そして美しく、深い余韻を残す物語です。

<こんな人におすすめ>

同心が活躍する話を読みたい
夫婦の思いの擦れ違いなど細かな心情を描いた話が好き
戸田 義長のファン

ぬこ
ぬこ

花魁の牡丹がまたいいねえ。

美人で切れ者なんて最高すぎる。

のこ
のこ

鮮やかな謎解きも素晴らしいけれど、

親子や夫婦などの心情を細やかに描かれた

胸に響く物語ね。

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コメント