のこ
こちらは『バズる』ための
文章術を解説した一冊よ。
ぬこ
バズる文章ってなんだ?
読みやすいだけじゃダメなのか?
のこ
長く読まれている、または
人気の高い文章には仕組みがあるわ。
エッセイや物語などを事例に出し
その文章のどこがすごいかを説明するの。
ぬこ
なるほどね。
その文章の「すごさ」が
わかるってのもまたおもしろいのかも
しれないな。
『文芸オタクの私が教える バズる文章教室』
三宅香帆 (著) サンクチュアリ出版
あらすじ
『モテる文章』って何でしょう?文学やエッセイ、ブログにスピーチなど、あらゆる文章について分析し、その「すぐれた文章感覚」を平易にわかりやすく解説。
「バズるつかみ」「バズる文体」「バズる組み立て」「バズる言葉選び」の四つの章により構成され、それぞれ小説などから文章を一部抜粋。
赤ペンでで重要な部分に丸印をつけたり傍線を引いたりして、なぜ重要かを解説していきます。
星野源の「未熟力」、ピース又吉の「かぶせ力」、こんまりの「豪語力」など、鋭い分析力で「だからこの文章はすごい」と説明しています。
まとめ
参考に出された文章の凄さはもちろんですが、何よりも著者の、書き手や読み手に対するリスペクトがすごいです。
文章技術云々だけではなく、そうしたリスペクトや文章への愛を強く感じるからこそ、最後まで楽しく、そしてこの手法で書いてみたい!と思わせてくれるのでは。
そんな風に感じた1冊です。
<こんな人におすすめ>
あらゆる文章の魅力をわかりやすく解説したものを読みたい
文章を書くときに使えるような技術を知りたい
人を惹きつけるような文章を書きたい
リンク
ぬこ
この著者、アツいな!!
著者や文章への愛がハンパないぜ!
のこ
具体的に、かつ楽しく
解説していくれているから
すぐにでも自分で文章を
書いてみたくなるわね。
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