のこ
こちらは『十二国記』の
『白銀の墟 玄の月』
第1巻よ。戴国の国王、驍宗が
消息を絶ってしまうの。
ぬこ
国王が!?そりゃ大変だ。
麒麟である泰麒はどうしたんだ?
のこ
将軍の李斎が戴国へ連れ戻したのだけれど。
国では阿選が王となっていたのよ。
ぬこ
ええ!?そんなんアリ!?
謀反でも起こしたのか?
『白銀の墟 玄の月 第一巻 十二国記』
小野 不由美 (著) 新潮文庫
あらすじ
驍宗が戴国の王に即位してから半年。
乱を抑えるべく向かった先で王は消息を絶ち、泰麒も姿を消した。
戴国の人々は王不在の中、寒さと貧しさに苦しんでいる。
将軍李斎は、他国の王の力を借りて泰麒を連れ戻し、戴国へと戻る。
王は果たして無事なのか。
彼らの旅が始まる。
驍宗が消息を絶ち、阿選が王となりますが、阿選による謀反がおこったのではないかとの噂がたちます。
王が亡くなれば白雉という鳥が落ち、そのことを知らせるのですが、誰も落ちたことを確認していない、というのです。
王が生きているのであれば何故姿を見せないのか。
見せられない状況なのか。そして阿選の姿もまた見えなくなります。
王宮では一体何が起こっているのか…。
まとめ
手負いの麒麟、泰麒が力を失った今、どのようにして驍宗を探し出していくのか。
国の将来を守る使命を持った者たちの活躍に目が離せません。
<こんな人におすすめ>
王と麒麟、国の成り立ちを描いた壮大なファンタジーを読みたい
十二国記シリーズのファン
小野 不由美のファン
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ぬこ
心配だな〜。驍宗、どこかで
生きているといいんだけど…。
のこ
戴国がどうなっていくのか。
そして王や麒麟がこれからどう動くのか。
目が離せないわね。
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