イラストブックレビューひと目でわかる!イラストブックレビュー『黒猫のいる回想図書館』柊 サナカ (著) 結婚式をも空前にして、恋人から別れを告げられ、仕事も家もなくおまけに鞄まで盗られ不幸のどん底に落ちていた千紗。路地裏にいた一匹の黒い猫から人生最悪の日ですか、と訊かれ、そうだと答えた千紗。目を覚ますとそこは図書館だった。 2025.07.15イラストブックレビュー
イラストブックレビューひと目でわかる!イラストブックレビュー『おやごころ』畠中 恵 (著) とんとん拍子で目出たく夫婦となった麻之助とお和歌。そのお和歌が身ごもり、喜びと不安でいっぱいの麻之助のもとには今日も江戸の困りごとが持ち込まれる。やがて元気な男の子が生まれ喜びムードの高橋家にやってきたのは一膳飯屋の富由屋夫婦。子供達のことで相談があるというのだが。 2025.07.10イラストブックレビュー
イラストブックレビューひと目でわかる!イラストブックレビュー『恋紅』皆川博子 (著) 吉原の遊女屋である笹屋の一人娘として生まれ、遊女たちに囲まれ大切に育てられてきたおゆうは、吉原に馴染めずにいる自分を感じていました。ある日、両国で粗末な芝居小屋に迷い込んだゆうに、旅役者はやさしく接してくれました。そんな幼い日の出来事から五年後、再びこの役者と再会したおゆうの人生は大きく変わり始める。 2025.07.08イラストブックレビュー
イラストブックレビューひと目でわかる!イラストブックレビュー『桜風堂夢ものがたり』村山 早紀 (著) 『森の幽霊屋敷』とやばれている町の人々も近寄らない桜野町の森の奥深くに建つ洋館へ冒険に向かうことになった、桜風堂書店の手伝いをしている小学六年生の透。雨の降る中、洋館へ向かった仲良し3人組だが(秋の怪談)。桜風堂に関わる人々と彼らに起こる不思議で優しい奇跡を描く連作短編集。 2025.07.03イラストブックレビュー
イラストブックレビューひと目でわかる!イラストブックレビュー『きらめく共和国 』アンドレス・バルバ (著) 1994年、緑のジャングルと茶色の川が流れる亜熱帯気候の町、サンクリストバルにどこの国の言語とも判別がつかない言葉で会話を交わす9歳から13歳の子どもたちの集団が現れた。奇妙な子どもたちの行動は町を警戒させ、大人たちの心にヒビを入れる。やがて32人の子どもたちは一斉に命を落とした。 2025.07.01イラストブックレビュー
イラストブックレビューひと目でわかる!イラストブックレビュー『マスカレード・ゲーム』東野 圭吾 (著) 溶接加工会社に勤める入江悠斗が胸を刺され死亡。入江は十七歳の頃に傷害事件を起こしており、当時大学生だった被害者は事件から約一年後に亡くなっている。また別の二件の事件も奇妙な関連を見せ、それぞれの事件の容疑者が同じ日に「あのホテル」に宿泊することが判明。捜査一課の新田は三たびホテルの潜入捜査を行い事件解決に挑む。 2025.06.26イラストブックレビュー
イラストブックレビューひと目でわかる!イラストブックレビュー『プレゼント』若竹七海 (著) ルーム・クリーナー、電話相談、興信所。フリーター・葉村晶の現れるところにはいつもトラブルが巻き起こる。とぼけた雰囲気の小林警部補と山好きの若者・御子柴刑事も登場し、犯罪を隠蔽しようとする犯人と対峙し事件の真相を解き明かす。 2025.06.24イラストブックレビュー
イラストブックレビューひと目でわかる!イラストブックレビュー『檜垣澤家の炎上』永嶋 恵美 (著) 横濱の富豪一族の檜垣澤商店。当主である要吉の妾の娘・かな子は檜垣澤家へ引き取られることになった。政略結婚や軍との交渉などの陰謀が渦巻く屋敷の中で、かな子は一家の真実に迫っていく。 2025.06.19イラストブックレビュー
イラストブックレビューひと目でわかる!イラストブックレビュー『世界の望む静謐 〈乙姫警部〉シリーズ』倉知 淳 (著) 人気作品を手掛ける漫画家を殺してしまった担当編集者、金をだまし取ろうとした悪質な芸能プロモーターを手にかけた『元』人気歌手。後始末は完璧なはずだった。完全犯罪を目論む彼らを、死神めいた警部がじわりじわりと追い詰める。 2025.06.17イラストブックレビュー
イラストブックレビューひと目でわかる!イラストブックレビュー『復讐は感傷的に』三日市 零 (著) 法律事務所に勤める弁護士の衿須鉄児は、大手メーカーの現会長が起こした交通事故の裁判を眼の前にして、十分な求刑がなされなかったことに司法の限界を感じ退職。法律ではカバーできない範囲をケアする、調査も引き受ける「法律探偵事務所」を開業する。依頼人としてそのドアを叩いたのは、衿須がよく知る人物だった。 2025.06.12イラストブックレビュー