イラストブックレビュー

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ひと目でわかる!イラストブックレビュー
 『終電の神様 夜明けの行進』阿川 大樹 (著)

商店街の中にある小さな書店、「佐久間書房」に勤め、広報誌「うきうきタウンズ」を一人で制作している阪口朋香。終電間近に入ってきた仕事にやる気をなくし商店街へと繰り出す。ミュージシャンを目指していた日々、旅先での気づき、大切な人との別れ。終電後の思わぬ出会いと交流に背中を押され前へと進んでいく女性の姿を描く、シリーズ第五弾。
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『金環日蝕』阿部 暁子 (著)

大学で心理学を専攻している春風は、目の前で知り合いの老女が引ったくりに襲われる場面に遭遇。その場に居合わせた高校生の錬とともに犯人を追うが取り逃がしてしまう。犯人が現場に落としたキーホルダーをもとに、錬とともに犯人を捜そうとした春風だが…。
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『あの子とQ』万城目 学 (著)

十七歳の誕生日まであと十日となった朝。弓子は自分である物体『Q』と遭遇する。吸血鬼一族の娘として生まれながらも一度も人間の血を吸ったことのない弓子。脱・吸血鬼化の儀式に参加資格があるかを監視するためにQはやってきたと言う。誕生日を迎えるその日まで弓子は人間の血を吸わずに過ごすことができるのか。
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『一次元の挿し木』松下 龍之介 (著)

インドのヒマラヤ山中にあるループクンド湖で発掘された200年前の人骨をDNA鑑定にかけていた七瀬悠はその結果に背筋が凍った。それは四年前に失踪した妹、紫陽のものと一致していた。関わる人々が襲われ、人骨も盗まれる中、悠は妹の生死や古人骨のDNAについての真相を探り出そうとするのだが。
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『心はどこへ消えた?』東畑 開人 (著)

コロナに人々が翻弄された一年間。心理士である著者がコロナに関することや、心にまつわる様々なことを書き綴るエッセイ。コロナという大きな社会問題により聞こえなくなってしまった一人ひとりの心。見つからなくなってしまった心はいったいどこへ消えたのか。
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『ラブカは静かに弓を持つ』安壇 美緒 (著)

少年時代に起こったある出来事をきっかけに、悪夢と不眠に悩まされている橘樹。全日本音楽著作権連盟で働く橘は上司である塩坪から呼び出され、著作権法の演奏権の侵害をしている証拠を掴むため、音楽教室に通い潜入捜査を行うよう命じられる。橘は自身を公務員であると偽り、チェロ講師・浅葉桜太郎のもとに通い始める。
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『君のクイズ』小川 哲 (著)

クイズ番組の決勝戦へと勝ち進んだ三島は、今日の調子なら勝てる、と感じていた。ところが、同点で迎えた最終問題に、対戦相手の本庄は司会が問題を発する前に早押しボタンを点灯させ正答。三島は「問題を聞かずにクイズの正答を導き出せるのか」を検証する。
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『ゴリラ裁判の日』須藤 古都離 (著)

アフリカのカメルーンで生まれ育ったメスのゴリラ・ローズは高い知能を持ち、人間の言葉を理解しなおかつ「会話」を交わすこともできる。アメリカの動物園で暮らし始めた頃、小さな子供の安全のためにローズの夫は射殺されてしまう。ローズは動物園を相手に裁判を起こすのだが。
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『町内会死者蘇生事件』五条 紀夫 (著)

埼玉県秩父市内の南東部に位置する信津町は林に囲まれた閉鎖的な地域。町内会で、悪辣非道に振る舞う会長であり住職である権造を殺害しようと決意した健康、昇太、由佳里。計画通り権造を殺したはずだったのに、翌日権造はいつもと変わらぬ姿であらわれた。せっかく殺したアイツを蘇らせたのは誰だ!?殺人犯が「蘇生犯」を追うメタミステリー。
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『世田谷みどり助産院 陽だまりの庭』泉ゆたか (著)

東急世田谷線上町駅から徒歩5分。住宅地の一角にある古い洋館で母親たちのこわばった心や身体をやさしくほぐしていく、院長であり助産師である「おっぱい先生」こと律子。この母乳外来専門の「世田谷みどり助産院」には様々な悩みや思いを抱えた母親が訪れる。