『運のいい日』 バリー・ライガ (著) 創元推理文庫
「BOOK」データベースより
21世紀最悪の連続殺人犯の息子、ジャズことジャスパー。父が捕まったのち、ふつうの高校生活を送っていたジャズと、ガールフレンドのコニー、ジャズの親友ハウイーのそれぞれを主人公にした短編に、ロボズ・ノッドで発生した若い女性の惨殺事件を解決すべく奔走する保安官G・ウィリアムの物語の四編を収録。“さよなら、シリアルキラー”三部作の前日譚の、日本オリジナル短編集。
ビリーが殺人犯として捕まえる前の物語
連続殺人鬼の息子を描いた「さよならシリアルキラー」の前日譚。
コニーとの出会い、付き合いはじめの頃。そして保安官G・ウィリアムが連続殺人鬼、ビリーを捕らえる四つのショートストーリー。
逮捕される前のビリーはまさに好人物。時に酒を飲む相手でもあるウィリアムは彼を疑いもしません。
まとめ
しかし、ウィリアムは自身が追い詰められる状況の中で、ある結論を見出します。それは苦しみぬいた結果に得たもの。準備が整った者だけが得られる権利なのです。
<こんな人におすすめ>
繊細な男の子が好き
アメリカのティーンエイジャーの青春物語が好き
不器用な保安官が犯人を追うミステリーが好き
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