のこ
歳をとったらどんな風になると思う?
ぬこ
ちゅーるをもらう時だけ起きてきて
あとはひたすら寝る。
のこ
(…今と変わらないわね)
こちらは80歳の女流作家を描いたコミックよ。
何と家出してネットカフェで生活を始めるの。
たくましいわね。
ぬこ
すごいな〜
俺はお気に入りのベッドがないと
眠れないから無〜理〜((-ω-。)(。-ω-))
『傘寿まり子(1) 』 おざわ ゆき (著) 講談社
あらすじ
ベテラン作家、幸田まり子80歳。自分の家で息子夫婦、孫夫婦との間で住民問題が勃発。自分に居場所がないと感じ、一人家出する。ネットカフェで生活をはじめるが…。
高齢者のリアルがつまった物語
80歳のおばあちゃん、まり子が主人公。二世帯住宅の話がまり子抜きで行われ、かつ自分の居場所が検討されていない。ひがむでなく、落ち込みすぎるでなく、彼女が行ったのは何と家出!!作家ゆえの行動力と、何しろ状況にめげることなく前向きに生きていく姿は素晴らしい!!
まとめ
とはいえ、年寄りにやさしいわけでもない日本社会の問題点が浮き彫りになる一面も。老人とは自立してはいけないのか。家族の世話になり小さくなって生きていくしかないのか。自分の責任でその枷を外し、自由に羽ばたくまり子を応援したくなる、ステキなマンガです。
<こんな人におすすめ>
80歳が主人公のマンガを読んでみたい
老人が家でするとどうなるか、興味がある
おざわゆきのファン
講談社で動くマンガとして見ることができます。
リンク
のこ
これだけの体力、行動力を持ち合わせた
老人はすごいわね。尊敬するわ。
ぬこ
俺だったらちゅーるをくれる
やさしいオネエさんについていくな。
のこ
…。老猫になっても愛嬌は必要かも
しれないわね。
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