のこ
ぬこは、人間を助けたいと思う?
ぬこ
俺の猫パンチで解決できる内容であれば
いつでも助けるぜ。
のこ
…。こちらは猫の姿になってしまった青年が、
人間を助けるよろず請け負い家業をするお話よ。
ぬこ
猫パンチ以外に助ける方法があるのか?
興味深いな。
『化け猫、まかり通る 猫の手屋繁盛記 』 かたやま 和華 (著) 集英社文庫
あらすじ
とある事情で猫の姿になってしまった旗本の跡取り、宗太郎。善行を積めば元の姿に戻れるということから、市井の人々から舞い込んだ依頼を受けて今日も奔走する。あやかし時代小説、猫の手繁盛記シリーズ第2弾。
人間の姿に戻るべく、長屋でよろず請け負い家業「猫の手屋」に舞い込む依頼は、猫供養や仇討ちの見届けなど一筋縄ではいかないものばかり。
まとめ
几帳面で真面目な性格の宗太郎と、猫の姿である宗太郎を心良く受け入れる、犬猫好きで大らかな長屋の人々。人も犬猫も大事にされ、見守ってくれる。ちょっぴりせつなくてあたたかい。そんな、江戸の人と猫の交流を描いた時代小説です。
<こんな人におすすめ>
猫の姿をした浪人が活躍する話に興味がある
江戸の人情話を読んでみたい
かたやま 和華のファン
リンク
ぬこ
猫が…子猫を…助けている( ゚д゚)
のこ
腕以外の部分も立つようね。
長屋の人々とのあたたかいやりとりも
見どころの物語よ。
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コメント