のこ
『癒し屋』というお仕事があるんですって。
ぬこ
えっ 俺も癒された〜い(*´Д`)
毎日ゴロゴロしてたら肩凝っちゃって。
のこ
…。
こちらは喫茶店の店主が、依頼人の
悩みを解決していくお話よ。
ぬこ
癒し?解決?
さぞかし穏やかでみんなを笑顔に
させるような人物なんだろうな。
のこ
ところがそんなイメージとは
真逆の人物よ。店主本人も
ある悲しい過去を抱えているの。
『癒し屋キリコの約束』 森沢 明夫 (著) 幻冬舎文庫
あらすじ
純喫茶「昭和堂」の店主・霧子は、ぐうたらで酒好き。しかし裏稼業の「癒し屋」では、依頼人のどんな悩みも解決してしまう、すご腕の持ち主。そんな霧子が持つ、悲しい過去とは。
金に執着し、昼から酒を飲み、仕事はバイトまかせな喫茶店の店主、霧子。彼女は「癒し屋」というもう一つの顔を持っていて、誰もが驚くような方法で、依頼人の悩みを解決していきます。
まとめ
破天荒で謎の多い彼女の周囲に集まるのは、これまた個性的な面々。彼らとのやりとりは、明るい笑いと一歩引いた場所から見守ってくれるような優しさに満ちていて、温かい気持ちになります。
信頼する仲間たちに見守られながら、自らの傷に向き合い、生きていく。涙と笑いと感動の物語です。
<こんな人におすすめ>
<こんな人におすすめ>
美人で飲んだくれている女性が鮮やかに問題を解決する話に興味がある
明日へ向かって歩き出そうという決意を感じる話を読んでみたい
森沢 明夫のファン
リンク
ぬこ
荒っぽく見える女店主だけど
背負っているものは大きいな。
のこ
自身が痛みを持つからこそ、
人の心を癒すことが
できるのかもしれないわね。
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