都市伝説のような「噂」が現実に起こる!?

のこ
のこ

人気のない通りを歩いていると

「レインマン」に足首を切られて

しまうらしいわ。

ぬこ
ぬこ

ナニソレ!?怖い!!

外歩けないガクガク((( ;゚Д゚)))ブルブル

のこ
のこ

そんな「噂」を使って広告戦略が

たてられたのだけれど、実際に

この噂の通りの殺人事件が起こるの。

ぬこ
ぬこ

こんな恐ろしい噂を使って

広告ってどういうこと!?

しかも殺人事件の犯人て誰だ〜〜((((;´゚Д゚)))

『噂』  荻原 浩 (著)   新潮文庫

あらすじ

新発売の香水の広告戦略として、女子高生にモニターとなってもらい、口コミを利用して噂を広める手法がとられた。香水はよく売れたが、都市伝説化された噂のとおりの殺人事件が発生する。

「レインマンが出没して、女の子の足首を切っちゃうんだ。でもね、ミリエルをつけていると狙われないんだって。」こんな噂が渋谷を中心に女子高生の間に広まった。そして、女子高生の足首のない死体が発見される。高校生の娘がいる男やもめの小暮と、年下だが小暮よりも格上の女性、名島のコンビが事件の真相を追う。

まとめ

広告側の倫理的にどうかと思うような戦略。それに踊らされる女子高生たち。たかが口コミと言えなくなるその効果に寒気を感じるほどです。刑事たちの人間臭さやその実力の描写も良く、最後まで一気読みしてしまいます。そしてラスト一行で凍りつく、衝撃のミステリです。

<こんな人におすすめ>

噂を使った広告に興味がある
連続殺人鬼を取り扱った小説を読みたい
荻原 浩 のファン

ぬこ
ぬこ

ギャアァァァァ━━((((((゚Д゚|||)))))))))━━━!!!!!!

真実が一番怖い!!

のこ
のこ

ラストの一行で崖から

突き落とされたような

衝撃を受けるミステリーよ。

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