小説・人文

イラストブックレビュー

ひと目でわかる!イラストブックレビュー
『新! 店長がバカすぎて』早見 和真 (著)

武蔵野書店吉祥寺本店に「あの男」が3年ぶりに戻ってきた。しかし、山本猛店長は相変わらず人の気持ちや空気を読まず人を苛立たせる天才。契約社員から正社員として採用された谷原京子はバカ店長に振り回されながらも怒り、泣き、笑いながら書店員の仕事に全力で取り組んでいく。
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『新装版 青い壺』有吉 佐和子 (著)

陶芸家として著名であった父に反発し、地道に焼き物の製作を続けている省造は、ある日美しい青磁の壺を焼き上げた。壺はデパートで売られ、変われ、盗まれ十余年後に思わぬ形で再び省造と対面する。壺を手にした人々は何を思いどう生きてきたのか。
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『アマテラスの暗号(下)』伊勢谷 武 (著)

父の死の真相を探るため、元同僚たちと日本へやってきた賢司。古い歴史を持ついくつもの神社をめぐりその成り立ちや伝承を聞くなかで、思いもかけなかったいくつもの衝撃の真実を知る。一方、ある重要な手がかりとなる絵を探している中国関係者の動きも激しくなる。
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『アイネクライネナハトムジーク』伊坂 幸太郎 (著)

妻と娘に出て行かれてしまったサラリーマン、会ったことのない電話での声しか知らない相手を好きになった美容師、かつて自分をいじめていた相手と仕事の場で遭遇してしまったOL。人生はうまくいかないことも多いけれど、日常の中で奇跡が起こることもある。そんな小さな奇跡を集めた連作短編集。
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『旅の終わりに君がいた』いぬじゅん (著)

季俣埜乃は婚約者に別れを告げられ、仕事も失った。最後の晩餐を、と考えていると1台のキッチンカーが目に止まる。「メニューはない」とぶっきらぼうに告げる店主から出された料理は埜乃にとって思い出のある懐かしいもの。その味に、知らず埜乃は涙を流す。
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『アマテラスの暗号(上)』伊勢谷 武 (著)

ゴールドマン・サックス元トレーダーの賢司はある日一本の電話を受けた。日本で古い歴史を持つ神社の宮司だった父親が、何者かに銃殺されたというニューヨーク市警からの連絡だった。父の死の真相を探るため賢司は友人たちと日本へ向かう。
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『紅蓮の雪』遠田 潤子 (著)

最愛の双子の姉が自殺した。姉の朱里が死を選んだ理由を探ろうと、弟の伊吹は大衆演劇の鉢木座を訪れた。座長にその才能を見初められ、鉢木座に入座した伊吹は己自身にある問題を抱えていた。やがて明らかになる禁断の真実、そして朱里の自死の真相とは。
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『アルマジロの手:宇能鴻一郎傑作短編集』宇能 鴻一郎 (著)

淡路島の夜の公園で出会った老人は姫君に恋した狸について語りはじめた(「心中狸」)。不穏な空気がつきまとう「アルマジロの手」、むさぼり喰う快楽うに溺れる男を描く「月と鮟鱇男」の他、官能の深みに身を沈めていく数型と生の悲しみが胸に迫る七編の物語。
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『お梅は呪いたい』藤崎 翔 (著)

築百年以上にもなる古民家の解体作業中に、古びた日本人形が発見された。それは今を遡ること五百年前の戦国時代に活躍した呪いの人形だったのだ。興味本位の底辺ユーチューバーに引き取られた呪いの人形の青梅はこの男を呪うことにするのだがなかなかうまくいかず…。
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『バスクル新宿』大崎 梢 (著)

遠く離れた地に住む大事な人へ会いに、話を聞きたい友人を捜しに…。様々な思いを乗せて走る夜行バスは、新宿のバスターミナルへ、または家族が待つ遠く離れた場所へと向かう。待合室で、バスの中でちょっとした出来事から言葉を交わす人々の人生が交わっていく。