イラストブックレビュー歪んだ愛に喜び、苦しむ者たちを描いた物語 『繭』青山 七恵 (著)のイラストブックレビューです。33歳で自分の店を持つ美容師の舞は、結婚して1年になる夫、ミスミがいる。舞は、ミスミに振るってしまう暴力に悩んでいた。 2021.04.13イラストブックレビュー
イラストブックレビューある男の通夜に集まる縁者たちの記憶と死生観 『死んでいない者』滝口 悠生 (著) のイラストブックレビューです。大往生を遂げた男の通夜に、親戚たちや友人が集まった。縁者同士の何気ない会話やふるまいが、それぞれに生と死についての思考と記憶を呼び起こす。 2021.04.13イラストブックレビュー
イラストブックレビュー三人の女に関わる男たちの物語 『サンドの女 三人屋』 原田 ひ香 (著) のイラストブックレビューです。父の亡き後、店を残すために三姉妹が始めた「三人屋」。朝は三女がモーニングを、昼は次女がうどんランチ、夜は長女がスナックを経営。長女のスナックにはワケありだったり、クセのある常連客がやってきては、互いの悩みを打ち明け合う。 2021.04.13イラストブックレビュー
イラストブックレビュー開かれた穴の闇から放たれたものは何なのか 『騎士団長殺し 第2部: 遷ろうメタファー編(上)』村上 春樹 (著) のイラストブックレビューです。肖像画のモデルとなった少女、まりえは雑木林の秘密の道を通って、山荘へやってくる。屋根裏に隠された絵と「私」の描いた絵が奇妙な呼応を見せる。 2021.04.12イラストブックレビュー
イラストブックレビューあたたかくユーモラスに描かれた「運」のお話 『強運の持ち主』瀬尾 まいこ (著) のイラストブックレビューです。営業時代に鍛えた話術を活かし、占い師へと転身したルイーズ吉田こと吉田幸子。ショッピングセンターの片隅で、悩みを抱える人の背中を押す。 2021.04.12イラストブックレビュー
イラストブックレビュー死神はあなたのすぐそばにいるかもしれない 『死神の精度』伊坂 幸太郎 (著)のイラストブックレビューです。死神の仕事は、対象者を1週間調査すること。その結果が「可」であれば担当部署へ報告し、八日目に対象者に何らかの形で死が訪れる。その死を見守り、任務終了。クールでちょっと奇妙な死神・千葉は様々な対象者と関わり、調査を行う。 2021.04.12イラストブックレビュー
イラストブックレビュー言葉にできないものを言葉にしてくれるエッセイ 『二度寝とは、遠くにありて想うもの』津村 記久子 (著)のイラストブックレビューです。国籍を問わず道を尋ねられる「道訊かれ顔」を持ち、布団が好きすぎるあまりついには話しかけ、「いい年」という言葉に萎縮する。庶民派・芥川作家が綴る、味わい深い日常エッセイ。 2021.04.11イラストブックレビュー
イラストブックレビュー接続詞をマスターして「伝わる」「読ませる」文章に のこ こちらは文章が格段と 良くなる「接続詞」の使い方を 解説した一冊よ。 ぬこ 接続詞って大切なもんなの? のこ 文と文をつなぐ、そして誘導する 大切な役割を持っているわ。 使い方のコツを覚えるこ... 2021.04.11イラストブックレビュー
イラストブックレビュー数理論理学で推理を「検証」すると・・・? 『恋と禁忌の述語論理』井上 真偽 (著)のイラストブックレビューです。女子会で起こった事件は、果たして事故か、殺人か。そして、その犯人は?大学生の森帖詠彦と母方の叔母の硯(すずり)は数理論理学を用いて「毒殺」か、「事故死」かを証明することができるのか。 2021.04.10イラストブックレビュー
イラストブックレビューそのホテルにはいろんな人生の「瞬間」がつまっている 『ホテルローヤル』桜木 紫乃 (著) のイラストブックレビューです。北国の湿原を背にするラブホテル、「ホテルローヤル」。「非日常」を求める男女が訪れ、何かを得、また失い帰っていく。 2021.04.10イラストブックレビュー