ときめき要素満載のお江戸幻想奇譚

『しゃばけ』     畠中 恵 (著) 新潮文庫

「BOOK」データベースより

江戸有数の薬種問屋の一粒種・一太郎は、めっぽう体が弱く外出もままならない。ところが目を盗んで出かけた夜に人殺しを目撃。以来、猟奇的殺人事件が続き、一太郎は家族同様の妖怪と解決に乗り出すことに。若だんなの周囲は、なぜか犬神、白沢、鳴家など妖怪だらけなのだ。その矢先、犯人の刃が一太郎を襲う…。愉快で不思議な大江戸人情推理帖。日本ファンタジーノベル大賞優秀賞。

体の弱い若だんなたちと妖たちが江戸の事件に挑む

江戸有数の廻船問屋の一人息子、一太郎は体が弱く、外出もままならない状態。しかし、こっそり出かけた夜に殺人を目撃。そこで家にいる妖怪たちと事件に解決に乗り出します。

まとめ

一太郎に長年付き添う手代、犬神、白沢、小鬼のなりをした鳴家、色男の屏風のぞき…。「人間の方がよほど恐ろしい」という彼らには禍々しい様子はなく、主人である一太郎を慕い、過剰に心配していて、むしろ微笑ましいです。そんな妖怪たちにキュンキュンしてしまう、お江戸の事件簿です。

<こんな人におすすめ>

江戸時代の物語が好き
妖怪が出てくる物語が好き
江戸時代のミステリーが好き

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

しゃばけ (新潮文庫 新潮文庫) [ 畠中 恵 ]
価格:693円(税込、送料無料) (2020/4/24時点)

本やイラストレビューが気に入っていただけたらポチッとお願いします。

にほんブログ村 本ブログ 書評・レビューへ


にほんブログ村


書評・レビューランキング

コメント