旧日本軍が開発した恐るべきウィルス兵器とは

のこ
のこ

殺人兵器へと変化してしまう

ウィルスを注入されたらどうする?

ぬこ
ぬこ

大切な飼い主を傷つけたくないから

山奥にこもるな。

のこ
のこ

(…意外と思いやりがあるのね)

こちらはそんなウィルスの謎を追う

公安調査官のお話よ。

ぬこ
ぬこ

公安調査官?どんな仕事をするのかも

興味あるな。

『凶血 公安調査官 霧坂美紅』  吉田 恭教 (著) 角川ホラー文庫

あらすじ

連続老女殺害事件の犯人がようやく逮捕された。犯人が手にした被害者の夫の遺書には旧日本軍が開発したウイルス兵器の情報が書かれていたため、公安調査庁・調査官の霧坂美紅が現場へと駆り出された。

一方、刑事である中島千明は見たこともない奇妙な死体の姿に困惑していた。ウイルス兵器と変死体の関連とは。手に汗握るサスペンス・ミステリ。

ウイルスと奇妙な死体の関係

ウイルスの存在を確認するため、当時の関係者を調べていた美紅は、1人の老人に行きつきます。その老人からウイルスの開発の様子や投与された場合の状態を聞き出し、驚愕します。

優秀な同僚、坂東が調査・推理し、ウイルスが隠された場所も判明。現場へと向かいます。

一方、女性刑事の千明は、全身がケロイド状に膨れあがった死体を目にします。

医者も見たことがないというこの状態は、何故、どのようにして起こったのか。調べたところ、ある交通事故がきっかけのようで…。

まとめ

人を兵器へと変えてしまう恐ろしいウイルス。このウイルスの存在を知る人間との攻防と駆け引きには、手に汗握ります。読み切った瞬間に続編が読みたくなるサスペンス・ミステリです。

<こんな人におすすめ>

ウイルス兵器を題材にした物語に興味がある
公安調査官を描いた話を読んでみたい
吉田 恭教のファン

ぬこ
ぬこ

いやあ これホントにあったら

ヤバイやつだな…( ̄Д ̄;;

のこ
のこ

公安調査官である女性の活躍ぶりも

かっこいいわね。

「その後」を描いた続編が読みたくなるわ。

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コメント