のこ
こちらは妊娠・出産にまつわる
様々な立場の人たちを描いた
物語よ。
ぬこ
今の時代ならではの
悩みなんかもありそうだな。
のこ
そうね。キャリアを取るか、
高齢出産での悩みなど
問題も多角化しているわね。
ぬこ
それぞれが「これで良い」という
選択にたどり着くといいな。
『産む、産まない、産めない』 甘糟 りり子 (著) 講談社文庫
あらすじ
40歳独身で、突然の妊娠に戸惑う桜子、不妊治療を続けるが、なかなか子供を授かることができない39歳の重美、開業医である妻が妊娠し、育児休暇を取るように妻から言われた31歳の雄二。妊娠や出産をめぐる心の葛藤や喜び、そして人生の選択を描いた8つの物語。
仕事も好調で、出世の道も開いてきた桜子。酔った勢いで、年下の男性と2度身体を重ねました。体調が悪い事から妊娠検査薬を使ってみたところ、結果は妊娠。キャリア、高齢出産、相手の男性に知らせるのか…。多忙な毎日の中で桜子はいくつもの選択を迫られます。そこから選び取った桜子の人生とは。
まとめ
「産む、産まない、産めない」。タイトルには女性に必ず訪れる選択でもあります。望まないせんたくもあるかもしれません。しかし、妊娠・出産が全てではなく、その後も人生は続いていくのです。
<こんな人におすすめ>
妊娠、出産について悩んでいる
女性であるがゆえの生きづらさを感じたことがある
甘糟 りり子のファン
リンク
ぬこ
こうしてみると、本当に
赤ちゃんて「授かりもの」
なんだなあと思うな。
のこ
そうね。産んでも、産まなくても
そのさきの人生は続いていくことを
感じさせてくれるわね。
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