のこ
こちらは失踪した
父親から毎年届く手紙に
まつわるミステリーよ。
ぬこ
失踪した父親?
なにやらトラブルの匂い…
のこ
娘の婚約者が殺され、弟が
被害者として逮捕されてしまうの。
弟を救うために奔走するうちに、
失踪した父の秘密を知ることに。
ぬこ
うわあ〜〜
ドキドキの展開だな。どんな
結末が待っているんだろう!
『父からの手紙』 小杉 健治 (著) 光文社文庫
あらすじ
10年前、妻と2人の子供、麻美子と伸吾を捨て、阿久津伸吉は失踪した。2人の子供のもとには誕生日ごとに伸吉からの手紙が届いていた。しかし、結婚を控えた麻美子に思わぬ事態が訪れる。婚約者が殺され、弟の伸吾が容疑者として逮捕されてしまったのだ。弟を救うため奔走するうちに、驚くべき父の真実が明らかになっていく。
弟の伸吾の容疑を晴らそうとする麻美子のもとへ圭一という男が訪ねてきます。彼が過去に起こした殺人事件のきっかけとなった、ある家の火事に麻美子の父親がからんでいるというのです。父が現在暮らしていると思われる場所へ2人で向かうのですが。
まとめ
家族を捨てた、という形でありながら家族を思い、子供たちを愛し続けた父親の伸吉。彼が書いた手紙の実体が明らかになるラストには涙が溢れて止まりません。感動の愛の形を描くミステリです。
<こんな人におすすめ>
人間ドラマを描いたミステリを読みたい
2つの事件が複雑に絡む物語に興味がある
小杉 健治のファン
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ぬこ
お、おとうさあ〜〜〜ん(இдஇ; )
のこ
父の大きな愛が感動を呼ぶ
ミステリーね。
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