仕事をするということ、自分と向き合うということ

のこ
のこ

こちらは様々な仕事を

していく女性を描いた物語よ。

ぬこ
ぬこ

ほう。たとえばどんな仕事?

のこ
のこ

隠しカメラにうつった人物を監視する仕事、

バスに流れる広告の文章を考える仕事などね。

ぬこ
ぬこ

そんな仕事あるのあるの!?

仕事の内容だけでも気になるなあ

『この世にたやすい仕事はない』 津村 記久子 (著) 新潮文庫

あらすじ

燃え尽きた状態になって前職をやめ、しばらく休んだあと、とりあえず働こうと思い、紹介してもらった仕事は誰かを「見張る」というものだった…。新たな発見や自信を持ったり、やはりダメだと思いながら様々な仕事を通して自分の居場所を見つけていく物語。

ストレスで前職をやめたあと、「一日コラーゲンの抽出を見守るような仕事はありますかね?」という私のふざけた質問に、職安の相談員が紹介してくれたのは隠しカメラにうつった人物を監視する仕事。日がな対象者の行動を眺めているうちに、自分の生活にも変化が訪れる。

まとめ

巡回するバスのアナウンス広告原稿づくり、おかきの袋裏の文章づくりなど、いっぷう変わった職業を取り上げ、自分と社会との距離感覚を少しずつ取り戻していきます。ユーモラスながら冷静に仕事をする自分と他人を見つめ、自分の居場所を見つけていく物語です。

<こんな人におすすめ>

仕事に疲れた
マニアックなお仕事を描いた話に興味がある
津村 記久子のファン

ぬこ
ぬこ

世の中にはいろんな仕事が

あるんだなあ。びっくり。

のこ
のこ

それまでの仕事に疲れてしまったときは

思い切って全く違う仕事についていみるのも

視点が変わっていいのかもしれないわね。

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