のこ
こちらは職場の先輩と
一週間ランチを交代するOLの
物語よ。
ぬこ
へえ〜。交代するランチは
どんなものなんだ?
のこ
三智子は自分の作ったお弁当を先輩の
アッコさんに。三智子はアッコさんから
指示されたお店に、ランチを食べるために
出向いていくの。
ぬこ
いろんなお店に行けるんだ。
何かが起こりそうだな。
『ランチのアッコちゃん』 柚木 麻子 (著) 双葉文庫
あらすじ
派遣社員として、小学生用の教材を専門とする小さな出版社に勤める澤田三智子は、彼氏にふられ落ち込み、食欲も減退する日々を送っていた。そこで上司である黒川部長、通称「アッコちゃん」から声をかけられ、三智子はお弁当を渡し、アッコちゃんから指示された店でランチをとる「一週間ランチ交代」を持ちかけられたのだった。
個人が営む店のカレーから始まり、ジョギングしてワゴン販売のサンドイッチ、古書の受け取りをしてから天ぷら屋など、ただ店へ行き食べるだけでなく、三智子の視野がだんだんと広くなっていきます。同時に店で聞くアッコちゃんの姿に驚きを感じ、そして謎は深まっていきます。
まとめ
温かいスープを飲んだような、心と体に元気と力を与えてくれる短編集です。
<こんな人におすすめ>
元気になれる話を読みたい
おいしい食べ物が出てくる話が好き
柚木 麻子のファン
リンク
ドラマも好評だったようです。
ぬこ
自分と違った世界に行くことで
自分の価値観も広がって
いくんだな。
のこ
自分の殻を破るのは自分。
そのきっかけを与えてくれるのは
アッコちゃんとランチなので。
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