のこ
こちらは昼は書店、夜は
地下がバーに変わるお店で起こる
出来事を描く物語よ。
ぬこ
へえ〜 なんかおしゃれ!!
スタッフは書店と別なのかな?
のこ
書店店長が夜のバーも
やっているのよ。お客からは
代金を取らないの。
ぬこ
えっ!それでやっていけるの??
いったいどんな店なんだ?
『九十九書店の地下には秘密のバーがある』 岡崎琢磨 (著) ハルキ文庫
あらすじ
入社2年で勤めていた金融機関を辞め、自信を失っていた長原佑。ふと訪れた地元の九十九書店の女性店長から仕事の話を持ちかけられる。指定された時間に訪れた場所は、書店の地下にある秘密のバーだった。そこで店主のトワコさんから言い渡された仕事とは。
失敗続きの自分に嫌気がさし、会社を辞めた佑。自信を失くした彼に九十九書店の店主、トワコさんが提案したのは書店でのアルバイトと、佑の幼馴染の晴美に告白することだったのです!トワコさんの趣味のような地下のバーは、気に入った客からは代金を取らないかわりに、こちらの「仕事」を実行するのが条件です。断ればビール一杯10万円…てボッタクリか!
まとめ
とはいえ、バーに訪れる客の悩みを解決すべく「仕事」をこなすうちに、少しずつ自信を取り戻していく佑。軽快なテンポながら、心の深いところで共感でき、心地よい読後感のある物語です。
<こんな人におすすめ>
書店&バーという組み合わせにときめく
若者が自分の自信を取り戻していく話を読みたい
岡崎琢磨のファン
リンク
ぬこ
ドリンク1杯無料の代わりに
やる仕事が…!!
のこ
要求をこなすうちに、いつの間にか
自分も成長して問題が解決されて
いるのね。
コメント