まっすぐに、心を突き刺す青春ストーリー。

のこ
のこ

なぎなたって知ってる?

ぬこ
ぬこ

長い棒の先に刃がついたやつ?

のこ
のこ

そうそう。

こちらはなぎなた部へ入った

中学生の青春物語よ。

ぬこ
ぬこ

剣道部ってのはよく聞くけど

なぎなた部ってのもあるのか?

珍しいのかな。

『おとめの流儀。』  小嶋 陽太郎 (著)  ポプラ文庫

あらすじ

中学一年生になったさと子は、「なぎなた部」へ入部。部員不足により、いきなり廃部の危機にさらされたが、心許ないメンバーが集まり、なんとか回避。しかし、部長の朝子さんから告げられた部の目標は「剣道部を倒す」ことで…!?13歳、部活も人生も、真剣勝負なのです!!

母子家庭に育ち、しっかり者のさと子はなぎなた部へ入部。部長の朝子さんは変わり者だが、なぎなたの腕は確かなもの。さと子と朝子以外は初心者が集まったなぎなた部のメンバーは、衝突を繰り返しながらなぎなたへの思いを強めていく。

まとめ

せつなくなるほどまっすぐなさと子と朝子。彼女らの情熱に胸が熱くなり、ひとつひとつ何かを得ていくその姿にエールを送りたくなる物語です。

<こんな人におすすめ>

なぎなたに興味がある
なぎなたを通して成長していく中学生の話を読んでみたい
小嶋 陽太郎のファン

ぬこ
ぬこ

やはりなぎなた部って珍しいんだな。

競技人口は少なそうだけど

伝統的でかっこいいし頑張って続けて欲しいな。

のこ
のこ

キリッとした佇まいが

素敵よね。主人公たちが競技も人間としても

成長していく姿に感動する物語よ。

本やイラストレビューが気に入っていただけたらポチッとお願いします。

にほんブログ村 本ブログ 書評・レビューへ

にほんブログ村

書評・レビューランキング

コメント