のこ
こちらは退職した刑事たちが
暮らすシェアハウスを描く
物語よ。
ぬこ
退職した刑事たち?
一体何して暮らしているんだ?
のこ
新人の若い刑事が事件の相談に
行くのだけど、アドバイスを受ける
はずが、一緒に事件を捜査していくの。
ぬこ
「昔取った杵柄」だな。
しかし、今の時代にも
役に立つのかな?
『メゾン・ド・ポリス 退職刑事のシェアハウス』
加藤 実秋 (著) 角川文庫
あらすじ
憧れていた刑事になれたのに、毎日雑用ばかりの牧野ひより。ある日奇妙な焼死事件が発生し、上司に話を聞いてこいと渡されたメモの住所を訪れると、そこは退職した刑事たちが暮らすシェアハウスだった。敏腕、化学捜査のプロ、現場主義に頭脳派。老いた体をものともせず、OBたちはひよりとともに事件に向かっていく。
おじさんばかりが暮らすシェアハウス。彼らは全員、元刑事。新米刑事のひよりは彼らの行動に翻弄され、時に衝突しながらも、ベテランの捜査を学び、成長していきます。やがて、ひよりの父が失踪した理由も明らかになってきます。
まとめ
事件捜査における世代間のギャップやベテランの技術、そして刑事魂の変わらない部分をコミカルに、そして情感たっぷりに描く連作ミステリです。
<こんな人におすすめ>
退職した刑事たちが活躍する話を読んだみたい
退職した刑事たちのシェアハウスでの暮らしぶりに興味がある
加藤 実秋のファン
リンク
ぬこ
すごい!ベテランの腕を
見せつけられるな〜。
のこ
世代間のギャップもまた
コミカルに描かれているところも
楽しめる連作ミステリーよ。
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コメント