こちらは日常の中でふと起こる
非日常な出来事を描く短編集よ。
朝起きたら、枕元に
ちゅーるが20本置いてあったとか?
ウヒョ〜(≧∀≦)
…。
殺人、ギャンブルなど
人間の愚かさについて、心理と行動から
細やかに描かれているの。
ちゅーる ないの…(´·ω·`)
『あなたに似た人〔新訳版〕 I 』
ロアルド・ダール (著), 田口 俊樹 (翻訳) ハヤカワ・ミステリ文庫
あらすじ
お腹の中の赤ん坊とともに幸せな日々を送っていたメアリー。ところが、ある日突然夫に別れを切り出され、思わず夫の頭に一撃を喰わせてしまう。メアリーはこの凶器をどうするのか。
夫を殺害してしまったエイミーの凶器の行方
刑事である夫から別れを告げられ、背後から夫の頭に一撃を喰わせ、殺してしまったエイミー。まもなく夫の同僚である警官たちがやってくる。凶器を隠すためにエイミーはオーブンに「それ」を入れて…。(「おとなしい凶器」)。
ほか常軌を逸した賭けや、学生時代に自分をいじめていた男との出会い、優れた画家によって描かれた刺青など、人間の愚かな一面を、冷静に冷酷に描いた短編集。
まとめ
ふと起こる、非日常的な出来事は、人々に高い緊張感をもたらし、平時であればやらないような間違った判断を下してしまうこともあります。
その状況の変化、心のざわめきを緻密に描き出し、狡猾であったり、一つの考えに囚われ、右往左往する人間の姿を見せてくれます。
愚かにも見える彼らの行動を眺めつつ、もしかしたら自分の中にも彼らと似たような一面があるのではないか?とそんな風に考えさせられる物語です。
<こんな人におすすめ>
日常に潜む毒を描いた話を読んでみたい
奇妙で狂気を含んだ物語に興味がある
ロアルド・ダールのファン
ちゅーる どころでは
なかった…ガクガク((( ;゚Д゚)))ブルブル
だんだんと戻れないような状況に
引き込まれていくカンジが
恐ろしくもありクセにもなる物語ね。
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