『アンダーカバー 秘密調査』 真保 裕一 (著) 小学館文庫
あらすじ
IT関連で手広く手がける若きカリスマ経営者、戸鹿野智貴は、女性と行ったフィリピンの空港で、麻薬密輸の疑いで逮捕された。築き上げた会社は破綻し、資産は没収。自分を罠にはめたのは誰なのか?戸鹿野は名前と顔を変え、調査をはじめる。
はめられた若きカリスマ社長が起こした行動とは
持っていた土産物の中から麻薬が発見され、身に覚えがないとの主張も届かずフィリピンの刑務所に入れられた戸鹿野。過酷な状況からも活路を見出し、塀の中から、そして出た後も真実を求めて注意深く動き回ります。
ユーロ警察が追う麻薬のルート
一方、麻薬捜査をするユーロ警察のジャッド・ウォーカーはイタリアでマフィアの惨殺事件に遭遇。さらに似た手口の第二の事件が起こります。
まとめ
はめられた若き経営者と、世界をまたにかけて麻薬を調査する警察がどのように繋がっていくのか。裏の組織の活動と、その活動を描くサスペンス巨編。スリリングな展開にページをめくる手が止まらなくなる物語です。
<こんな人におすすめ>
世界の麻薬流通を描いた話に興味がある
罠にはめられた元IT会社社長が自らの手で真実を探し出す話を読んでみたい
真保 裕一のファン
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